たいせい‐ぎょ【胎生魚】
母魚の輸卵管のふくれた部分で発育し、ある程度成長してから生まれる魚類。エイ・サメ類や、メバル・ウミタナゴなどでみられる。卵胎生魚。
た‐にし【田螺】
タニシ科の巻き貝の総称。水田や池沼の泥中で越冬し、春、水底に現れる。貝殻は丸みのある円錐形で、殻高3.5〜7センチ。殻表は滑らかで黒緑色。卵胎生。日本には、大形のオオタニシ、中形のマルタニシ・ナ...
ツェツェ‐ばえ【ツェツェ蠅】
《ツェツェ(tsetse)はバンツー諸語に由来》双翅(そうし)目ツェツェバエ科の昆虫の総称。アフリカに分布する吸血性のハエで、約20種が知られ、体はいずれも淡褐色。卵胎生。トリパノソーマによる嗜...
ねずみ‐ざめ【鼠鮫】
ネズミザメ目ネズミザメ科の海水魚。全長約3メートル。背面は黒く、腹側に小斑が散在。寒海に分布し、サケ・マスを食べる。卵胎生。食用。らくだざめ。もうか。
のこぎり‐ざめ【鋸鮫】
ツノザメ目ノコギリザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。吻(ふん)は長く伸び、その両側に鋭いとげが並んで鋸状をし、中央部付近に一対のひげがある。体色は黄褐色で腹面は淡い。吻で魚を殺し、また海底を...
はちゅう‐るい【爬虫類】
爬虫綱に分類される脊椎動物の総称。カメ・トカゲ・ヘビ・ワニなど。変温動物で、体は表皮の角質化したうろこで覆われ、四肢は短小または退化して消失。大部分が陸生で、肺呼吸を行う。卵生、一部は卵胎生。古...
へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗(ゆうりん)目ヘビ亜目の爬虫(はちゅう)類の総称。体は円筒形で細長く、四肢を欠く。全身うろこにおおわれ、腹部のうろこを起伏させながら体をくねらせて進む。舌は先が二つに分か...
ほし‐ざめ【星鮫】
ドチザメ科の海水魚。全長約1.5メートル。体色は淡灰褐色で、背面と側面に小白点が散在する。海底近くにすみ、甲殻類や貝を食べる。卵胎生。上等のかまぼこ材料になる。
ボア【boa】
1 有鱗(ゆうりん)目ボア科の蛇。全長約4メートル。無毒。胴は太く、灰褐色に暗褐色の斑紋がある。卵胎生。熱帯アメリカに分布。同科にはアナコンダなども含まれ、主に熱帯に分布。 2 毛皮や羽毛で作っ...
ま‐むし【蝮】
1 《「真虫」の意》クサリヘビ科の毒蛇。体長約70センチで、灰褐色の地に銭形の斑紋が並ぶ。頭は三角形で両ほおに毒腺をもち、敵が防衛範囲内に入ると毒牙を立てて飛びかかる。毒性は強いが注入量は少ない...