トゥガナン【Tenganan】
インドネシア南部、バリ島東部の村。バリ島の先住民バリアガが多く居住する。11世紀初頭のジャワ島の王朝の影響を受けたヒンズー教を受け継ぐ。縦糸と横糸に絣(かすり)をつかうイカットや伝統的な籠作りが有名。
とう‐しゅう【踏襲/蹈襲】
[名](スル)前人のやり方などをそのまま受け継ぐこと。「前社長の方針を—する」
ながれ‐の‐すえ【流れの末】
1 流れてゆく末の方。下流。「よどみしもまた立ち帰る五十鈴川—は神のまにまに」〈風雅・神祇〉 2 血筋などを受け継ぐ人。子孫。末流。「—のわれらまで、豊かに住めるうれしさよ」〈謡・養老〉
流(なが)れを汲(く)・む
その系統や流派を受け継ぐ。その系譜に連なる。「源氏の—・む」「象徴派の—・む」
パップ【pap】
《パン粥(がゆ)の意》コアラが育児中に体内でつくる物質。ユーカリの葉を盲腸で半分消化したもので、母乳期間を終えた子どもに食べさせる。これにより、ユーカリの葉を消化するためのバクテリアなどを親から...
ひき‐う・ける【引(き)受ける】
[動カ下一][文]ひきう・く[カ下二] 1 自分が責任をもってその物事を受け持つ。「販売を一手に—・ける」「役員を—・ける」 2 あとを受け継ぐ。他に代わってする。「父から事業を—・ける」「あと...
ひき‐つ・ぐ【引(き)継ぐ】
[動ガ五(四)]あとを受け継ぐ。また、あとの人に渡す。仕事内容などの受け渡しをする。「家業を—・ぐ」「後任に事務を—・ぐ」
ひ‐つぎ【火継】
出雲国内諸社の祭祀をつかさどる出雲国造(いずものくにのみやつこ)の代替わりの際、国造家伝来の火鑽臼(ひきりうす)と火鑽杵(ひきりぎね)を用いて神火を受け継ぐ儀式。火継の神事。
ひつぎ‐の‐みこ【日嗣の御子】
天皇の位を受け継ぐ御子。皇太子。東宮。春宮。「皇子(みこ)神渟名川耳尊(かむぬなかはみみのみこと)を立てて、—とし給ふ」〈神武紀〉
フェイル‐オーバー【fail over】
サーバーなどのコンピューターシステムにおいて、ある機器に障害が生じた場合に、他の代替機器が自動的に処理を受け継ぐこと。→フェイルバック →スイッチオーバー