かみがみのびしょう【神神の微笑】
芥川竜之介の短編小説。大正11年(1922)1月、雑誌「新小説」に発表。宣教師オルガンティノと日本の霊を名乗る老人のやり取りを通じ、日本におけるキリスト教受容の特殊性を描く。
かんかく‐さいぼう【感覚細胞】
一定の刺激を受容する細胞。神経の興奮に変えて大脳に伝える。刺激の種類によって、視細胞・聴細胞などとよぶ。
かんかく‐てん【感覚点】
皮膚上に点在する感覚の受容器。触点(圧点)・痛点・温点・冷点の4種がある。
かんかく‐もう【感覚毛】
外界からの刺激を受容する機能をもつ毛。基部に神経終末が備わっている猫のひげやハエジゴクの葉の毛など。
カー【CAR】
《chimeric antigen receptor》⇒キメラ抗原受容体
カーティー‐さいぼう【CAR-T細胞】
キメラ抗原受容体(CAR)を作り出すように改変されたT細胞。患者の血液から採取したT細胞の遺伝子を組み換えて作る。キメラ抗原受容体発現T細胞。→遺伝子組換え [補説]CARはがん細胞の表面にある...
カーティーさいぼう‐りょうほう【CAR-T細胞療法】
がんに対する免疫細胞療法の一つ。患者の血液から採取したT細胞にキメラ抗原受容体(CAR)の遺伝子を導入したCAR-T細胞を培養し増殖させた後、患者の体内に戻す。キメラ抗原受容体は、がん細胞の表面...
ガンマ‐セクレターゼ【gamma-secretase】
たんぱく質分解酵素セクレターゼの一。ベータセクレターゼによって切断されたアミロイド前駆体蛋白質(APP)を細胞膜貫通部位で切断し、アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドベータを産生す...
きほん‐あじ【基本味】
《「きほんみ」とも》味覚の基本となる要素。甘味・苦味・酸味・塩味・うま味の五つ。舌などにある味蕾(みらい)で受容され、味覚神経を介して脳に伝達される。 [補説]基本味以外の辛味・渋味・えぐ味・金...
キメラ‐こうげんじゅようたい【キメラ抗原受容体】
がん細胞を認識する一本鎖抗体と、T細胞を活性化させる分子のシグナル伝達領域を組み合わせた、キメラたんぱく質。遺伝子組み換え技術を用いて作製される人工的な抗原受容体。CAR(chimeric an...