言葉(ことば)を挟(はさ)・む
人の話の途中で口をきく。口出しをする。ことばをさしはさむ。「横から—・む」
子供(こども)の喧嘩(けんか)に親(おや)が出(で)る
1 子供どうしのけんかに親が口出しをすることを非難する言葉。 2 つまらぬことに他から干渉することのたとえ。
こ‐わっぱ【小童】
《「こわらは」の音変化》子供や未熟者をののしっていう語。小僧。若僧。「—のくせに口出しをするな」
さし‐こ・む【差(し)込む】
[動マ五(四)] 1 物の中やすきまなどに、他の物をさしたりはさんだりするようにして入れる。差し入れる。「プラグをコンセントに—・む」「本の間に手紙を—・む」 2 (「射し込む」とも書く)光が入...
さしで‐ぐち【差(し)出口】
でしゃばってよけいな口出しをすること。また、その言葉。「—をたたく」
酢(す)を買(か)・う
余計な手出しや口出しをして相手を怒らせる。また、扇動する。酢を乞(こ)う。「黒犬の人をかむは先から—・ふによっての事」〈浮・銀持気質〉
蕎麦屋(そばや)の湯桶(ゆとう)
《そば湯を入れる湯桶には四角い胴の角に口がついているところから》人の話にわきから口出しをすること。また、その人。
たて‐まつ・る【奉る】
[動ラ五(四)] 1 「やる」「おくる」の、その対象を敬っていう謙譲語。上位の人に差し上げる。献上する。「貢ぎ物を—・る」 2 動作の対象への敬意を失い、「やる」「おくる」をからかっていう。「...
哲婦(てっぷ)城(しろ)を傾(かたむ)く
《「詩経」大雅・瞻卬から》賢く才のある婦人は、いろいろと口出しをするので、国を衰えさせ、家を滅ぼすもとになる。
出(で)る幕(まく)ではな・い
《演劇で、出番ではないの意から》出て何かをしたり、口出ししたりする場面ではない。「個人的な問題だから、第三者の—・い」