ケーピージー‐きょうかい【K-Pg境界】
地質時代の区分における、中生代白亜紀と新生代古第三紀の境目。約6500万年前、現在のメキシコのユカタン半島に、直径10〜15キロメートルの小惑星が衝突して急激な環境変化を引き起こし、恐竜をはじめ...
ステウンス‐クリント【Stevns Klint】
デンマーク東部、シェラン島にある白亜の断崖。同島東部、首都コペンハーゲンの南約45キロメートルに位置し、高さ40メートル以上の海食崖が約15キロメートルにわたって連なる。中生代白亜紀から新生代古...
せき‐たん【石炭】
地中に堆積(たいせき)した過去の植物が、埋没後長い年月の間に分解・炭化した可燃性の岩石。炭化の程度により泥炭・亜炭・褐炭・瀝青(れきせい)炭・無煙炭に分けるが、普通は瀝青炭をさす。色は黒く緻密(...
ぜんしん‐せい【漸新世】
地質時代の区分の一。古第三紀を3分した場合の最後の時代。3800万年前から2400万年前まで。
だいさん‐き【第三紀】
地質時代の区分の一。新生代の前半。6500万年前から170万年前まで。暁新世・始新世・漸新世・中新世・鮮新世に細分され、前三者を古第三紀、後二者を新第三紀という。哺乳類や被子植物が繁栄し、アルプ...
ちしつ‐じだい【地質時代】
地球に地殻が形成されてからのちの時代。主に海生動物の進化に基づいて先カンブリア時代・古生代・中生代・新生代に大別され、各代は紀・世などに細分される。地質年代。 [補説]地質時代の区分代紀新生代第...
ワディ‐エル‐ヒータン【Wadi Al-Hitan】
エジプト北部の砂漠地帯、ワディエルラヤン保護区にある化石地域。新生代古第三紀の約4000万年前頃にテチス海という浅い海だった場所で、体長20メートルを超えるクジラの祖先(バシロサウルス科)のほか...