び‐じ【美辞】
美しい言葉。巧みな文句。「—を連ねた手紙」
びじ‐れいく【美辞麗句】
美しく飾りたてた言葉や文句。「—を並べたてる」
びでん【美田】
中村草田男の第7句集。昭和42年(1967)刊行。
び‐ぶん【美文】
1 美しい語句を用い、修辞上の技巧を凝らした文章。 2 明治中期、文壇に流行した擬古文。「—調」
びょう‐かん【病間】
1 病気にかかっている間。「—を慰める句作などをした時分は」〈芥川・枯野抄〉 2 病気の少しよくなっている時。
び‐れん【尾聯】
律詩の第7・第8の2句。結聯。結句。落句。→起聯 →頷聯(がんれん) →頸聯(けいれん)
ピョンヤン【平壌】
朝鮮民主主義人民共和国の首都。直轄市。大同江下流に位置し、機械などの工業が盛ん。427年に高句麗(こうくり)の首都となって以来、文化・経済の中心地。人口、258万(2008)。へいじょう。
ふ【賦】
1 詩や歌。「惜別の—」 2 「詩経」の六義(りくぎ)の一。比喩(ひゆ)などを用いないで感じたことをありのままによむ詩の叙述法。 3 漢文の文体の一。対句を多用し、句末で韻をふむもの。「赤壁—」
ふうえいじゅうにがつ【諷詠十二月】
三好達治の詩歌論。12か月のそれぞれの月ごとに、古今の名歌や名句を著者が選び、解説したもの。昭和17年(1942)刊行。
ふうきょうよいん【風狂余韻】
安東次男による、松尾芭蕉の連句の評釈本。副題「芭蕉連句新釈」。平成2年(1990)刊。本作などの功績により、著者は第41回芸術選奨文部大臣賞を受賞。