こ‐し【古詩】
1 古代の詩。 2 漢詩で、唐代に完成した絶句・律詩などの近体詩に対し、それ以前の、韻を踏むだけで平仄(ひょうそく)や句数などに制限のない詩。また、唐代以降の詩で、この形式で作られたもの。
こし【腰】
[名] 1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」 2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部...
こしおれ‐うた【腰折れ歌】
和歌の第3句と第4句との接続がうまくない歌。へたな歌。また、自作の歌をへりくだっていう語。
こし‐の‐く【腰の句】
和歌の第3句。上(かみ)の句の終わりの5文字。
こ‐じ【故事/古事】
1 昔あった事柄。古い事。 2 昔から伝わってきている、いわれのある事柄。古くからの由緒のあること。「—成句」
こせ‐ごと【こせ言】
しゃれ。軽口。「あれは秀句、—と申して、各のお慰みに仰せらるることでござるが」〈虎明狂・秀句傘〉
こだわり
1 こだわること。拘泥(こうでい)。「なんの—もなくつきあう」 2 (「こだわりをつける」の形で用いる)文句を言うこと。難癖。「宿所(うち)なら—を付けてやるんだけれども」〈二葉亭・浮雲〉 [補...
こっかたいかん【国歌大観】
和歌索引書。正続各2冊。松下大三郎・渡辺文雄編。正編は明治34〜36年(1901〜1903)刊。続編は大正14〜15年(1925〜1926)刊。正編は万葉集・二十一代集や物語・日記などの和歌を、...
こっ‐けん【黒圏】
文中の主要字句の傍らにつける黒い丸じるし。くろまる。
骨髄(こつずい)に入(い)・る
「骨髄に徹する」に同じ。 [補説]この句の場合、「入る」を「はいる」とは読まない。