え‐あわせ【絵合(わ)せ】
物合わせの一。平安時代、参加者を左右に分け、互いに絵、または絵に和歌などを添えたものを出し合い優劣を争った遊び。 [補説]書名別項。→絵合せ
えんしょ‐あわせ【艶書合(わ)せ】
歌合わせの一。左右の組に分かれ、恋文や恋歌を作り合って優劣を競う遊び。懸想文(けそうぶみ)合わせ。
お‐あわせ【緒合(わ)せ】
琴・琵琶などの弦楽器を調弦すること。また、合奏すること。
おうぎ‐あわせ【扇合(わ)せ】
平安時代に行われた物合わせの一。左右の組に分かれて扇を出し合い、その趣向の優劣を判者が判定して勝負を決めた。
おき‐あわせ【置(き)合(わ)せ】
取り合わせること。また、その対象。特に、茶道などで、道具を調和よく配置すること。
おと‐あわせ【音合(わ)せ】
[名](スル) 1 合奏・合唱などを始める前に、楽器や声の調子を合わせること。チューニング。 2 放送・演劇などの本番に先立って、効果音などをあらかじめ流してみること。
おみなえし‐あわせ【女郎花合(わ)せ】
物合わせの一。和歌を添えたオミナエシの花を持ち寄って比べ、その優劣を競う。
おも‐あわせ【面合(わ)せ】
物をたたんだり重ねたりするときに表と表が合うようにすること。⇔裏合わせ。
かい‐あわせ【貝合(わ)せ】
1 平安時代の物合わせの一。左右二組に分かれ、種々の貝を出し合い、その珍しさ、美しさなどを競う遊び。 2 平安末期から行われた遊び。360個のハマグリの貝殻を数人に配り、左貝(出し貝)・右貝(地...
かお‐あわせ【顔合(わ)せ】
[名](スル) 1 集まり合うこと。特に、ある共通の目的のために、初めて会合すること。 2 演劇・映画などで、俳優が共演すること。「二大スターの—」 3 対抗試合などでの組み合わせ。「強豪どうしの—」