ぶどうでんらいき【武道伝来記】
浮世草子。8巻。井原西鶴作。貞享4年(1687)刊。諸国の敵討ち32話を集めたもの。 海音寺潮五郎の歴史小説。昭和11年(1936)発表。同年、「天正女合戦」とともに第3回直木賞受賞。
ぶんぞう【文蔵】
狂言。太郎冠者が主人の伯父の家でごちそうになった温糟粥(うんぞうがゆ)の名を失念し、主人に長々と「源平盛衰記」の石橋山合戦を語らせて、その中の文蔵の名でやっと思い出す。
べい‐とうごうぐん【米統合軍】
米国の陸海空軍および海兵隊を、管轄地域や任務ごとに統合して編成した米国の軍隊。北方軍・太平洋軍などの地域別統合軍と、特殊作戦軍などの機能別統合軍がある。統合戦闘軍。UCC(unified com...
まけ‐ばら【負け腹】
負けておこること。「先日の合戦に—を立て」〈太平記・六〉
みずしま【水島】
岡山県倉敷市の地名。高梁(たかはし)川東岸にある。また、その南部沿岸の古称。源平水島合戦の地。 倉敷市南部の水島港を中心に臨海部に広がる工業地帯。昭和18年(1943)ごろから形成され、高梁...
みせ‐ばた【見せ旗】
合戦などで、敵に大勢いるように見せかけるために立てる旗。
むかい‐つぶて【向(か)い礫】
小石や土を投げ合う子供の遊戯。石合戦。
むしゃ‐え【武者絵】
武者の姿や合戦のありさまを描いた絵。
むつわき【陸奥話記】
平安中期の軍記物語。1巻。作者未詳。康平5年(1062)ごろ成立か。前九年の役の経過を漢文体で記した合戦記。将門記とともに軍記物語の先駆とされる。
やしま【屋島】
香川県高松市北東部にある半島。溶岩台地で、南北2嶺があり、南嶺に屋島寺がある。もとは島で、源平屋島の戦いの古戦場。 (観世流以外は「八島」と書く)謡曲。二番目物。世阿弥作とされる。平家物語な...