シャンブルズ【Shambles】
英国イングランド北東部の都市ヨークにある石畳の細い通り。中世の木骨造りの建物が両脇に並ぶ。階が上がるにつれ軒がせり出しているのは、中世から近世にかけて、軒下に肉を吊り下げて売っていた名残だという...
シュノンソー‐じょう【シュノンソー城】
《Château de Chenonceau》フランス中部、アンドル‐エ‐ロアール県、シュノンソーにある城。15世紀の城塞の名残である独立塔、16世紀に建てられた初期ルネサンス様式の棟、シェル川...
しら・む【調む】
[動マ下二]「調べる」に同じ。「秋の名残を惜しみ、琵琶を—・めて」〈平家・五〉
じょう‐ざ【定座/定坐】
1 仏語。座して禅定(ぜんじょう)に入ること。 2 連歌・連句で、二大景物とされる月・花を詠むことに決められた句の位置。例えば、百韻の初表(しょおもて)7句目を月の定座、歌仙初裏の11句目、名残...
た‐まい【田舞/田儛】
五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈念して行われた古代儀式舞踊。民間の田仕事での歌舞が、宮廷に入って儀式化したもの。大嘗祭(だいじょうさい)のとき、主基(すき)方の人が奏したほか、伊勢・春日(かすが...
たまうさぎ【玉兎】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「玉兎月影勝(たまうさぎつきのかげかつ)」。2世桜田治助作詞、清沢万吉作曲。七変化「月雪花名残文台(つきゆきはななごりのぶんだい)」の一つで、文政3年(1820)江戸中村...
たんか‐こう【短歌行】
連句の一体。表4句、裏8句、名残(なごり)の表8句、名残の裏4句の24句をもって一巻とするもの。⇔長歌行。
ちち‐の‐じょう【父尉】
1 古く、猿楽の「翁(おきな)」に登場した老人の役。また、その舞。室町中期に廃絶。現在、能の「翁」の特殊演出「父尉延命冠者」に名残を残す。 2 能面の一。目尻がつり上がった切りあごの老人面。1で...
ちゅう‐もん【中門】
1 仏教寺院で、南大門の次にある門。回廊の前面中央に設けられる。 2 寝殿造りで、中門廊の途中に設けられた門。 3 書院造りで、前面の広縁の一部が鉤(かぎ)形に突き出した部分。寝殿造りの中門廊の...
ちょうか‐こう【長歌行】
連句の一体。表8句、裏16句、名残(なごり)の表16句、名残の裏8句の計48句で一巻とするもの。⇔短歌行。