しょうつき‐めいにち【祥月命日】
一周忌以降の、故人の死んだ月日と同じ月日。
しょう‐にち【正日】
《「正忌日(しょうきにち)」の略》 1 死後49日目の日。四十九日。なななぬか。「御法事など過ぎぬれど、—まではなほ籠(こ)もりおはす」〈源・葵〉 2 一周忌の当日。「九日は御—にて、御覧ずるも...
だい‐しょうき【大祥忌】
人が死んで翌々年の命日に行う法要。三回忌。三周忌。
はて【果て】
1 果てること。終わること。また、物事の終わり。しまい。限り。すえ。「—もない議論」「旅路の—」 2 年月を経過したあとの状態。「なれの—」「栄華の—」 3 広い地域の極まるところ。いちばん端の...
はて‐の‐こと【果ての事】
四十九日または一周忌の仏事。果ての業。「今は—すとて」〈かげろふ・上〉
はて‐の‐つき【果ての月】
1 一周忌の供養のある月。「太政大臣の北の方うせ給ひて、御—になりて」〈大和・九七〉 2 12月。極月(ごくげつ)。師走(しわす)。「—の十六日(とをかむゆか)ばかりなり」〈かげろふ・中〉
ひと‐めぐり【一巡り/一周り】
[名](スル) 1 一度回ってもとに戻ること。ひとまわり。「公園を—する」 2 一周忌。一回忌。「けふは、なほ—にあたれりといふを聞きて」〈泊船集〉 [補説]作品名別項。→ひとめぐり
まぼろし【幻】
1 実際にはないのに、あるように見えるもの。また、まもなく消えるはかないもののたとえ。幻影。「死んだ母の—を見る」「—のようにはかない人生」 2 その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。「—の...
むかわり
一年または一月(ひとつき)がめぐって来ること。特に、最初の誕生日や一周忌のこと。「明日はその—(=一周忌)になるが、惜しい事をしました」〈浮・胸算用・一〉
よこぶえ【横笛】
平家物語に登場する女性。建礼門院の雑仕(ぞうし)。平重盛の臣斎藤時頼(滝口入道)に愛され、出家した時頼のあとを追って尼となった。 源氏物語第37巻の巻名。光源氏49歳。柏木の一周忌と、柏木遺...