ここんばかしゅう【故混馬鹿集】
江戸後期の狂歌集。20巻2冊。朱楽菅江(あけらかんこう)編。天明4年(1784)刊。体裁を古今和歌集にまねて、天明調狂歌の典型を示したもの。
ここんるいく【古今類句】
江戸前期の和歌索引。10巻。山本春正編。寛文6年(1666)刊。二十一代集や諸物語に収録の歌を、第4句の頭字のいろは順に分類・配列したもの。
こざ‐がわ【古座川】
和歌山県南部を流れる川。東牟婁(ひがしむろ)郡古座川町北部の大塔(おおとう)山(標高1122メートル)に源を発して南流し、串本町古座で熊野灘に注ぐ。長さ56キロ。下流に約15キロメートルにわたり...
こし【腰】
[名] 1 人体で、骨盤のある部分。脊椎が骨盤とつながっている部分で、上半身を屈曲・回転できるところ。腰部(ようぶ)。「—が曲がる」「—をおろす」 2 裳(も)や袴(はかま)などの1にあたる部...
こしおれ‐うた【腰折れ歌】
和歌の第3句と第4句との接続がうまくない歌。へたな歌。また、自作の歌をへりくだっていう語。
こし‐の‐く【腰の句】
和歌の第3句。上(かみ)の句の終わりの5文字。
こっ‐か【国歌】
1 その国と国民を象徴するものとしての歌曲。国の式典や国際的な行事などで演奏される。「—斉唱」 2 和歌。「—大観」
こっかたいかん【国歌大観】
和歌索引書。正続各2冊。松下大三郎・渡辺文雄編。正編は明治34〜36年(1901〜1903)刊。続編は大正14〜15年(1925〜1926)刊。正編は万葉集・二十一代集や物語・日記などの和歌を、...
こっかはちろん【国歌八論】
江戸中期の歌論書。1巻。荷田在満(かだのありまろ)著。寛保2年(1742)成立。和歌の本質・歴史などについて述べ、近世歌壇に新風を吹き込んだ。
こと【言】
《「事(こと)」と同語源》 1 口に出して言うこと。言葉。現代では多く複合語として用いられる。「泣き—(ごと)」「わび—(ごと)」「片—」「一—多い」「旅といへば—にそ易き少なくも妹に恋ひつつ術...