かま・す【噛ます/咬ます/嚼ます】
[動サ五(四)] 1 歯の間に押し込んで、かむようにさせる。「猿ぐつわを—・す」 2 物と物との間にきっちりと差し込む。「楔(くさび)を—・す」 3 相手がひるむように衝撃を与える動作・言葉を加...
かませ‐いぬ【噛ませ犬/咬ませ犬】
闘犬で、訓練のために若い犬がかみつく相手となる犬。試合から引退した老犬などが使われる。転じて、格闘技などで、引き立て役として対戦させる弱い相手のこと。
かま・せる【噛ませる/咬ませる/嚼ませる】
[動サ下一]「か(噛)ます」に同じ。「顔に一発—・せる」
かみ‐あい【噛み合い/咬み合い】
1 獣などが互いにかみつくこと。 2 歯車のように、凹凸がぴたりとはまること。また、そのはまりぐあい。
かみあい‐クラッチ【咬み合いクラッチ】
クラッチ面に凹凸を設け、かみ合わせることにより回転力が伝達される方式のクラッチ。
かみ‐きず【咬み傷】
獣や蛇などにかまれてできた傷。こうしょう。
か・む【噛む/咬む/嚼む】
[動マ五(四)] 1 上下の歯で物を挟んだり、砕いたりする。「悔しさで唇を—・む」「よく—・んで食べなさい」 2 歯を立てて傷つける。「舌を—・む」「蛇に—・まれる」 3 歯車の歯などがぴったり...
噛(か)む馬(うま)はしまいまで噛(か)む
人をかむ癖のある馬は、死ぬまでかむ。悪い癖はなかなか直らないことのたとえ。
噛(か)んで吐(は)き出(だ)すよう
不愉快そうに、ぶっきらぼうに物を言うさま。「そっぽを向いて—に答える」
噛(か)んで含(ふく)・める
1 親が、食物をかんで柔らかくして子供の口に含ませてやる。 2 よく理解できるように丁寧に言い聞かせる。「—・めるような説明」 2について、文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「噛んで含...