きゅうあい‐こうどう【求愛行動】
生物に見られる異性を引き付けるための行動。種固有の儀式化された行動により、種間交雑を避け、つがい関係を維持する役割があると考えられている。種固有の身振りや鳴き声のほか、異性を引き付ける匂い物質の...
きゅう‐ほくあく【旧北亜区】
動物地理区の一。全北区に属し、ヒマラヤ山脈以北から北極地方以南までのユーラシア大陸、サハラ砂漠以北のアフリカを含む地域。ヤマネ・パンダ・ラクダ・カヤクグリなどの固有種があり、ネズミ・ヒツジ・ヤギ...
キュリー‐の‐ほうそく【キュリーの法則】
常磁性体の磁化率は温度に反比例するという法則。強磁性体や反磁性体のキュリー温度以上の磁化率については、キュリー・ワイスの法則が成り立つ。1895年にP=キュリーが発見し、のちにP=ランジュバンが...
キュリーワイス‐の‐ほうそく【キュリーワイスの法則】
強磁性体や反磁性体のキュリー温度以上の温度Tcにおける磁化率についての法則。磁化率χと絶対温度Tは、χ=C/(T−θ)という関係式で表される。Cはキュリー定数とよばれる物質に固有の定数、θは常磁...
きょう‐しん【共振】
[名](スル)振動体に固有振動数と等しい振動が外部から加わると、振動の幅が大きくなる現象。主に電気振動でいい、音などの場合は共鳴ということが多い。
きょう‐めい【共鳴】
[名](スル) 1 振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象。振動数の等しい二つの音叉(おんさ)の一方を鳴らせば、他方も激しく鳴りはじめるなど。電気振動のとき...
きょうめい‐せつ【共鳴説】
ヘルムホルツが唱えた聴覚についての理論。内耳の蝸牛(かぎゅう)にある基底膜の繊維が、それぞれ固有の周波数にだけ共鳴し、それによって音の高低が識別されるというもの。
キリンディーミテア‐こくりつこうえん【キリンディーミテア国立公園】
《Parc national de Kirindy Mitea》マダガスカル西部にある国立公園。モロンダバの南に位置する。世界最小のピグミーネズミキツネザルをはじめ、8種のキツネザルが生息。ほか...
キルト【kilt】
スコットランドの民族衣装で、男性が着用する格子縞のスカート。氏族固有の柄があり階級も表す。
キングス‐パーク【Kings Park】
オーストラリア、西オーストラリア州の州都パースの中心街西部にある公園。面積約4平方キロメートル。同州固有の植物がみられる植物園や、第一次大戦の戦没者慰霊碑がある。また、市街とスワン川を一望できる。