さいしき‐どき【彩色土器】
⇒彩文土器
さいもん‐どき【彩文土器】
彩色顔料で具象文や幾何学文を描いた素焼きの土器。原始農耕文化の発生とともに発達し、世界各地に分布。彩色土器。→彩陶
さんそく‐どき【三足土器】
三つの足をもつ煮炊き用の土器。中国の先史時代から漢代の鬲(れき)・鼎(てい)など。
した‐かわらけ【下土器】
容器の下に置き、こぼれた酒・醤油(しょうゆ)・油などを受ける皿。下入れ。
じょうもんしき‐どき【縄文式土器】
⇒縄文土器
じょうもん‐どき【縄文土器】
縄文文化の土器。縄文をもつものが多いところからの命名。セ氏600〜800度程度で焼成した赤・暗褐色の軟質土器で、深鍋を主要な器とし、複雑な形の器も少数伴う。口が幾山かの起伏をもつ波状口縁の存在も...
せんてい‐どき【尖底土器】
底がとがった土器。日本では縄文時代早期に多く用いられ、口が開いた深い鉢形で、鍋として用いた。
ちゅうこう‐どき【注口土器】
液体を注ぐための管状の口をもった土器。日本では、縄文後期以降に多くみられる。
ど‐き【土器】
粘土を焼成して作った素焼きの器物。陶器・磁器に比べ、一般に焼成火度は低い。古くから世界各地で見られ、日本では縄文土器・弥生土器・土師器(はじき)がある。出土した層や器形・文様などから考古学上の重...
にいがたけんささやまいせきしゅつど‐ふかばちがたどき【新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器】
新潟県十日町市の笹山遺跡で出土した縄文時代中期の土器群。この地域で多く出土する火焔型土器14点や王冠型土器3点を含む57点の深鉢形土器で、平成11年(1999)に国宝に指定されている。十日町市博...