押(お)しも押(お)されもせぬ
どこへ出ても圧倒されることがない。実力があって堂々としている。押すに押されぬ。「—財界の大立て者」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「押しも...
おせ‐おせ【押せ押せ】
《動詞「お(押)す」の命令形を重ねた語》 1 試合や勝負事などで、勢いに乗じて相手を一気に圧倒すること。「—で行く」「—ムード」 2 日程や仕事がたてこんで、時間の余裕がなくなること。「仕事が—...
かお‐まけ【顔負け】
[名](スル)相手の技量・態度などに圧倒されて、きまりが悪くなったり、あきれたりすること。「大人も—の知識」
嵩(かさ)に回(まわ)・る
相手を圧倒する形勢となる。
かず‐の‐ちから【数の力】
数の多さによって他者を圧倒する力。「—で敵軍を破る」「—を頼みとする」
カテゴリー‐キラー【category killer】
特定の商品分野において、豊富な品揃えを徹底し、圧倒的な低価格で販売する業態。家電製品や玩具(がんぐ)の量販店などが代表的。
ガリバー【Gulliver】
スウィフトの小説「ガリバー旅行記」の主人公の名。 《小人国でガリバーは巨人であったことから》ある業種・業界で圧倒的な力を持つ巨大な企業をたとえていう。「ビール業界の—」「—的存在」
ガリバーがた‐かせん【ガリバー型寡占】
《Gulliver's oligopoly》寡占市場において1社または数社の市場シェアが圧倒的に高く、他の企業との格差がきわめて大きい状況をいう。
眼光(がんこう)人(ひと)を射(い)る
鋭い目つきで人を圧倒する。
顔色(がんしょく)無(な)し
《白居易「長恨歌」から》恐れや驚きのために顔色が青くなるさま。完全に圧倒されて手も足も出ないさま。「完璧な答えには試験官も—だ」 [補説]この意味で「かおいろなし」と読むのは誤り。