かいりょく‐せき【海緑石】
雲母類の一種。ふつう泥岩や砂岩の中に青緑色の微粒として存在する。単斜晶系。続成作用の過程ででき、浅海性の堆積岩(たいせきがん)にのみ存在。イオン交換剤として硬水の軟化に用いられ、カリウムの原料に...
かがく‐がん【化学岩】
堆積岩(たいせきがん)の一。海水・湖水などに溶けていた物質が、化学的に沈殿してできた岩石。石灰岩・チャート・石膏(せっこう)・岩塩など。化学的沈殿岩。
かさい‐がん【火砕岩】
火山砕屑物(さいせつぶつ)が固結してできた堆積岩(たいせきがん)。凝灰岩・凝灰角礫岩(かくれきがん)など。火山砕屑岩。
かせい‐がん【火成岩】
マグマが冷え固まってできる岩石。化学組成や冷却速度などの違いで多種多様のものができ、花崗岩(かこうがん)・安山岩・玄武岩などがある。地上でできる火山岩、地下でできる半深成岩・深成岩に大別されるこ...
ガブリオラ‐とう【ガブリオラ島】
《Gabriola Island》カナダ南西部、ブリティッシュコロンビア州南西部の島。ジョージア海峡に位置し、バンクーバー島東岸の都市ナナイモと航路で結ばれる。海岸沿いで堆積岩が浸食された奇岩が...
がん‐せき【岩石】
地殻やマントル上部を構成する固体物質。一種または数種の鉱物の集合体からなり、成因により火成岩・堆積岩(たいせきがん)・変成岩に分類される。
がんそう【岩相】
岩石の見かけ上の特徴。狭義には、堆積岩が形成された環境や条件による分類(泥岩相、石灰岩相など)をさす。
ぎょうかい‐がん【凝灰岩】
堆積岩(たいせきがん)の一。火山灰をはじめとする直径4ミリ以下の火山噴出物が固まってできた岩石。もろいが加工しやすく、建築・土木用石材とする。タフ。
くかい‐がん【苦灰岩】
堆積岩の一。主に苦灰石からなる白色ないし暗灰色の岩石。セメント原料などに利用される。ドロマイト。ドロストーン。白雲岩(はくうんがん)。
けっ‐かく【結核】
1 結核菌の感染によって起こる慢性の感染症。感染症予防法の2類感染症の一。侵された部位により肺結核・腸結核・脊椎カリエスなどがある。特に肺結核をいうことが多い。結核症。 2 堆積物(たいせきぶつ...