せっかい‐がん【石灰岩】
炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩(たいせきがん)。主に方解石からなり、ふつう白色や灰色。貝殻・サンゴ・有孔虫などの生物遺体が堆積した生物岩と、化学的沈殿により形成された化学岩とがある。セメント...
そうかい‐がん【層灰岩】
火山灰と泥などの砕屑(さいせつ)物とが混合して、水底に堆積(たいせき)・固結してできた堆積岩。
ぞくせい‐さよう【続成作用】
地学で、堆積物が固結して堆積岩になる作用。堆積後、セメント化や再結晶化などによって物理的・化学的に固結する一連の過程をさす。継変作用。ダイアジェネシス。
たいりく‐ちかく【大陸地殻】
大陸を構成する地殻。主に花崗岩や安山岩などの火成岩からなり、上部に堆積岩が多い。厚さ約30〜50キロメートル。海洋地殻に比べて密度が低い。
だん‐かい【団塊】
1 かたまり。 2 堆積岩(たいせきがん)中に存在する、周囲より硬いかたまり。
ちんでん‐がん【沈殿岩】
海水や陸水から沈殿・堆積(たいせき)してできた堆積岩の一種。岩塩などの蒸発岩や、一部の石灰岩・チャートなどがある。
でいかい‐がん【泥灰岩】
堆積岩(たいせきがん)の一。粘土質成分と石灰質成分とがまじった、泥岩と石灰岩との中間的な岩石。マール。
でい‐がん【泥岩】
堆積岩(たいせきがん)の一。泥(粒径16分の1ミリ以下)が堆積し、固結してできた岩石。
ノジュール【nodule】
《小さな塊の意》堆積岩中の珪酸や炭酸塩が化石や砂粒を核として、化学的な凝集を受けて形成された塊。まわりの母岩より固く、球状になる場合が多い。コンクリーション。
バナジウム【vanadium】
バナジウム族元素の一。単体は銀灰色の金属。空気中では安定。鋼に少量加えると強度が増すので、添加剤として重要。また空気中で熱して得られる五酸化バナジウムV2O5は触媒として用いられる。天然には堆積...