こ‐ちょう【胡蝶/蝴蝶】
1 昆虫チョウの別名。《季 春》「夕日影町半(まちなか)にとぶ—かな/其角」 2 紋所の名。チョウの形を図案化したもの。 [補説]作品名別項。→胡蝶
さし‐そ・う【差(し)添う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (「射し添う」とも書く)光がさして輝く。「夕日の薄赤く—・った小さな池」〈花袋・一兵卒の銃殺〉 2 付け加わる。「心苦しくあはれに細かなる御思ひ—・ひて」〈夜の寝覚・四...
さとう‐さんぺい【サトウサンペイ】
[1929〜2021]漫画家。愛知の生まれ。本名、佐藤幸一(ゆきかず)。平凡なサラリーマンの日常を庶民感覚で描き、読者の大きな共感を得る。代表作「フジ三太郎」「夕日くん」「アサカゼ君」など。
ざん‐くん【残曛】
日没後もなお照り残る夕日の光。残照。「—を顔に受けながら」〈芥川・山鴫〉
ざん‐しょう【残照】
日が沈んでからも雲などに照り映えて残っている光。夕日の光。残光。 [補説]作品名別項。→残照
ざん‐よう【残陽】
入り日。夕日。
しず・む【沈む】
[動マ五(四)] 1 水面上にあったものが水中に没する。水底へ下降する。また、水底につく。「ボートが—・む」「島が—・む」⇔浮かぶ/浮く。 2 周囲より低くなる。「地盤が—・む」「床が—・む」...
しゃ‐き【斜暉】
ななめにさす夕日の光。
しゃ‐じつ【斜日】
西に傾いた太陽。夕日。入り日。また、その時刻。斜陽。
しゃ‐よう【斜陽】
1 西に傾いた太陽。また、その光。夕日。夕陽(せきよう)。斜日。 2 勢威・富貴などが衰亡に向かっていること。没落しつつあること。「—産業」 [補説]書名別項。→斜陽