むそう‐まど【無双窓/夢想窓】
無双連子(れんじ)を取り付けた窓。
むそう‐りゅう【夢想流】
江戸時代、御殿女中などの髪の結い方の一。笄(こうがい)を抜くと下げ髪になる。片はずし・下げ下地の類。
むそう‐れんじ【無双連子/夢想櫺子】
作り付けにした連子に、同様の連子のある引き戸を内側に重ね、引き戸を引くと両方のすきまが互い違いになって一面の板張りのようになるもの。
む‐ちゅう【夢中】
[名・形動] 1 物事に熱中して我を忘れること。また、そのさま。「—で本を読む」「競馬に—になる」「無我—」 2 夢を見ている間。夢の中。「多数は猶安眠の—にあり」〈独歩・愛弟通信〉 3 正気を...
むちゅうもんどう【夢中問答】
南北朝時代の法語集。3巻。夢窓疎石著。興国5=康永3年(1344)刊。仏法の要義や禅の要諦と修行の用心を、足利直義に対する問答体として、通俗平易な和語で述べたもの。夢中問答集。
むちゅうゆうこう‐しょう【夢中遊行症】
⇒夢遊病(むゆうびょう)
む‐び【夢寐】
眠って夢を見ること。また、その間。「—にも忘れなかった情人との再会を」〈藤村・春〉
む‐ま【夢魔】
夢の中に現れて人を苦しませる悪魔。転じて、不安や恐怖を感じさせる夢。
むまのひょうてき【夢魔の標的】
星新一の長編ホラー小説。昭和38年(1963)から昭和39年(1964)にかけて、雑誌「S-Fマガジン」に連載。単行本は昭和39年(1964)刊。
むゆうおうこくのためのおんがく【夢遊王国のための音楽】
島田雅彦の中編小説。昭和59年(1984)第4回野間文芸新人賞受賞。同作を表題作とする作品集はほかに「スピカ、千の仮面」を収める。