む‐し【夢死】
夢のようにはかなく一生を終わること。むなしく死んでいくこと。「酔生—」
む‐せい【夢精】
[名](スル)睡眠中に、夢によって性的興奮を感じ、射精すること。
む‐そう【夢想】
[名](スル) 1 夢の中で思うこと。夢に見ること。「—だにしない歓迎を受ける」 2 夢のようにあてもないことを想像すること。空想すること。「—家」 3 「無双2」に同じ。 4 夢の中に神仏が現...
む‐そう【夢相】
夢の吉凶をみること。また、それを業とする人。「卜部兼友(うらべかねとも)—ありなんど聞こえき」〈愚管抄・五〉
むそう‐か【夢想家】
実現できそうもないことばかり考える人。 [補説]書名別項。→夢想家
むそうか【夢想家】
《原題Moon-Calf》デルの処女小説。1920年刊。第一次大戦後の若者たちの幻滅を描く。別邦題「白痴」。
むそう‐がわ【無双側/夢想側】
懐中時計などで、両面に同じ作りのふたがあるもの。
むそう‐きょく【夢想曲】
夢想的な趣のある器楽用の小曲。シューマンの「トロイメライ」が有名。
むそう‐こくし【夢窓国師】
⇒夢窓疎石(むそうそせき)
むそう‐そせき【夢窓疎石】
[1275〜1351]南北朝時代の臨済宗の僧。伊勢の人。一山一寧・高峰顕日に師事。後醍醐天皇・足利尊氏らの篤信を受け、京都嵯峨に天竜寺を開山。天竜寺船による貿易を促し、また造園芸術を発展させた。...