よそもの‐どころ【装物所】
《「よそいものどころ」の音変化か》節会(せちえ)などのとき、紫宸殿(ししんでん)の中に屏風(びょうぶ)で囲い、倚子(いし)を立てて設けた、天皇の臨時の着替え所。
よ‐つぎ【世継(ぎ)/世嗣】
1 跡目を相続すること。また、その人。あととり。「主家のお—」 2 歴代の天皇の事跡を次々に語り継ぐこと。また、それを仮名文で記した歴史書。「栄花物語」「大鏡」など。
よる‐の‐おとど【夜の御殿】
1 清涼殿内の天皇の御寝所。朝餉(あさがれい)の間の東隣にある。よるのおまし。よんのおとど。 2 中宮あるいは東宮の御寝所。また、貴人の寝所。「日一日下に居くらして…、—に入らせ給ひにけり」〈枕...
らえつ【羅越】
唐代の史書にみえる南海の国名。現在のマラッカ海峡の北岸、シンガポール付近に当たるとされる。平城天皇の第2皇子高岳(たかおか)親王(真如)が唐を経てインドへ赴く途中、ここで没した。
らくほう‐じ【楽法寺】
茨城県桜川市にある真言宗豊山派の寺。山号は、雨引山。開創は用明天皇の時代、開山は中国から来日した法輪独守居士と伝える。雨引観音。
ら‐ま
[接尾]《上代語》名詞に付いて、そのものであることを強く指定する意を表す。「奴(やっこ)—」「まほ—」「天皇(すめら)が大命—と親王等(みことたち)又汝王(いましおほきみ)たち」〈続紀宣命・聖武〉
りく‐ぎ【六議】
律令制で、刑の減免など刑法上の特典を受ける六種の資格。天皇・皇后などの親族である議親、天皇と特別の関係を持つ議故、特に徳行のある議賢、特に才能のある議能、特に勲功のある議功、三位以上の官人である...
りく‐ぐん【陸軍】
陸上戦闘を主な任務とする軍備・軍隊。日本では明治維新後、天皇の統帥のもとに海軍と併存したが、第二次大戦後廃止。
りちゅうてんのうりょう‐こふん【履中天皇陵古墳】
大阪府堺市西区石津ヶ丘にある、5世紀の古墳。百舌鳥(もず)古墳群の一。日本で3番目に大きい前方後円墳で、長さ365メートル、高さ28メートル。墳丘からは円筒埴輪(はにわ)のほか、高さ1.4メート...
りちゅうりょう‐こふん【履中陵古墳】
⇒履中天皇陵古墳