くるま‐や【車屋】
1 車の製造を家業とすること。また、その人。 2 車引き。特に、人力車を引く人。車夫(しゃふ)。 3 車宿(くるまやど)。
くるま‐やど【車宿】
車夫を雇っておき、人力車や荷車で運送することを業とする家。車屋。
くれ‐がし【某】
[代]不定称の人代名詞。人の名をはっきり指示しないでいう語。それがし。なにがし。くれ。「—の夫人(マダム)のように気儘(きまま)ならず」〈紅葉・金色夜叉〉
クレラーミュラー‐びじゅつかん【クレラーミュラー美術館】
《Kröller Müller Museum》オランダ、オッテルローにある美術館。クレラー=ミュラー夫人の収集品をもとに1938年開館。ゴッホの作品を多数所蔵することで有名。
クロイツェル‐ソナタ
《原題、(ドイツ)Kreutzer Sonate》ベートーベン作曲のバイオリンソナタ第9番、イ長調、作品47。1803年作。友人のバイオリン奏者クロイツェルに捧げられた。
《原題、(ロシア)...
くろがも‐じたて【黒鴨仕立て】
上着・股引(ももひ)きなど、服装全体を黒や紺の無地で仕立てること。多く下男や供の男などの服装。くろがもいでたち。「—の車夫が、膝掛を小脇に丸め」〈小杉天外・初すがた〉
くわえ‐こ・む【銜え込む】
[動マ五(四)] 1 歯や唇で奥深くしっかりとくわえる。「パイプを—・む」 2 女が男を連れ込む。引っ張り込む。「どこかへ客を—・むらしく」〈織田作之助・夫婦善哉〉
くわ‐ばら【桑原】
1 桑を植えた広い畑。桑田。 2 (「くわばら、くわばら」の形で、感動詞的に) ㋐落雷を防ぐために唱えるまじない。 ㋑嫌なことや災難を避けようとして唱えるまじない。 [補説]死後に雷神となったと...
くわばら【桑原】
姓氏の一。 [補説]「桑原」姓の人物桑原隲蔵(くわばらじつぞう)桑原武夫(くわばらたけお)
くわやま【桑山】
江戸時代、大坂天王寺町珊瑚寺(さんごじ)相伝の、子供の万病に効くとされた薬。豊臣の家臣桑山修理大夫(しゅりだいぶ)が朝鮮出兵の際に持ち帰ったものという。桑山小粒薬。桑山の小粒。