ほう‐でん【放電】
[名](スル) 1 電池などから電気を放出すること。⇔充電。 2 帯電体が電荷を失うこと。 3 絶縁体である気体などに、高電圧がかかると電流が流れる現象。アーク放電・グロー放電など。
ほ‐たい【補体】
血清中に存在するグロブリン系のたんぱく質。抗原と抗体との複合体や病原微生物に結合すると活性化し、抗体の働きを補助したり溶菌作用などを現したりする。熱により活性を失う。
ほとんど【殆ど/幾ど】
《「ほとほと」の音変化》 [名]大多数。大部分。「在庫の—を売りきる」 [副] 1 全部とはいえないが、それに近い程度に。おおかた。大部分。「病気は—治った」 2 もう少しのところで。すんで...
ほん‐しょう【本性】
1 《古くは「ほんじょう」とも》本来もっている性質。生まれながらの性質。ほんせい。「—をあらわす」 2 本心。また、正気。「酔って—を失う」
ほん‐しん【本心】
《「ほんじん」とも》 1 本当の心。真実の気持ち。「—を打ち明ける」 2 本来あるべき正しい心。良心。「—に返る」 3 たしかな心。正気。「酔って—を失う」 4 本来の性質。うまれつき。「—曲が...
ぼう・ずる【忘ずる】
[動サ変][文]ばう・ず[サ変] 1 わすれる。忘却する。「故郷—・じがたし」 2 (「前後を忘ずる」「思いに忘ずる」などの形で)正気を失う。われを忘れる。「前後を失ひ、思ひに—・じ果ててぞ居た...
ボツリヌス‐どくそ【ボツリヌス毒素】
ボツリヌス菌が産生する外毒素。食中毒を引き起こすボツリヌス症の原因となる。極めて毒性が高いが、100度以上で10分間加熱すると毒性を失う。毒素を精製した製剤によるボトックス注射が痙攣の治療などに...
ポスト【post】
[名](スル) 1 はがきや封書などを差し出すための容器。正式名称は郵便差出(さしだし)箱。また、郵便受けをいうこともある。 2 地位。役職。また、持ち場。部署。「重要な—に就く」「—を失う」 ...
まぎれ【紛れ】
1 ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉 2 他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に...
まぎ・れる【紛れる】
[動ラ下一][文]まぎ・る[ラ下二] 1 入りまじって区別がつかなくなる。また、はっきりしなくなる。「人込みに—・れて見失う」「勝負の行方が—・れてくる」 2 似通っていて見分けがつかなくなる。...