ギター【guitar】
撥弦楽器の一。平たいひょうたん形をした木製共鳴胴から棹(さお)が伸び、その表面に張られた6本の弦を弾奏する。音域が広く種々の奏法がある。→エレクトリックギター
くだん【九段】
箏曲(そうきょく)の段物の一。九段の調。 生田流・山田流で、「六段」にならって作られた曲。 八橋流で、「六段」とその後半三段を続けて演奏する形式の曲。
クリビッ【kulibit】
フィリピン、ルソン島北部の竹筒琴。竹自体から切り出した弦の両端に小さな柱(じ)を立て、両手の指で弦をはじいて奏する。クリビ。クリビット。
クロイツェル‐ソナタ
《原題、(ドイツ)Kreutzer Sonate》ベートーベン作曲のバイオリンソナタ第9番、イ長調、作品47。1803年作。友人のバイオリン奏者クロイツェルに捧げられた。 《原題、(ロシア)...
くろ‐みす【黒御簾】
歌舞伎の舞台で、下座音楽を演奏する場所。江戸では文政(1818〜1830)ごろまで上手(かみて)にあり、のち下手(しもて)になった。中の演奏者が客席から見えないように黒いすだれを下げるのでいう。
グリッサンド【(イタリア)glissando】
ピアノ・ハープ・木琴などで、滑るように急速に音階を奏すること。
ぐんがく‐たい【軍楽隊】
軍隊に所属し、軍楽を演奏する楽隊。
グンデル【(インドネシア)gendèr】
ガムランで用いる旋律打楽器。薄い青銅製の音板をひもでつって木琴のように並べ、各音板の下に竹または鉄製の共鳴筒を付け、布を巻いた円盤が先についた桴(ばち)で奏する。→ガムラン
けい‐きん【奚琴】
中国の俗楽用の弦楽器。朝鮮では雅楽に用いられた。円筒形の胴に棹(さお)を差し込んだもの、または底を抜いたさじ形のものに、2弦をわたして馬の尾の毛を張った弓で奏する。
けい‐きん【携琴】
明清楽(みんしんがく)に用いる弦楽器。胡弓(こきゅう)に似てやや大きく、竹製の円筒形の胴の上面に蛇皮が張ってある。弦は4本で、太い糸と細い糸とを交互に張り馬の尾の毛を束ねて張った弓でこすって演奏...