あらた・し【新たし】
[形シク]《「あら(新)た」の形容詞化で、「あたら(新)し」の意の上代語。特に新年をいう場合が多い》新しい。もののはじめである。けがれがない。「—・しき年の始めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(...
あら‐たま【粗玉/新玉/荒玉/璞】
1 掘り出したままで、まだ磨いていない玉。 2 その真価や完成された姿をまだ発揮していないが、素質のある人。「爺いさんの記憶にあるお玉の姿は、まだ—の儘(まま)であった」〈鴎外・雁〉 3 (新玉...
アランフェス【Aranjuez】
スペインの首都マドリードの南約40キロメートル、タホ川のほとりにある町。15世紀以降は王室の避暑地として発展し、16世紀半ばには王宮の建設が始められた。王宮と、タホ川に沿って広がる広大な庭園は、...
あるじなきつち【主なき槌】
《原題、(フランス)Le Marteau sans maître》シャールの詩集。1934年刊。シュールレアリスム運動に距離をおき始めた時期の作品。
アロランギ【Arorangi】
南太平洋、クック諸島、ラロトンガ島西部の村。タヒチ島から訪れた宣教師がキリスト教の伝道を始めた地であり、それを記念して建てられたティノマナ宮殿とクック諸島キリスト教会がある。
アロー‐せんそう【アロー戦争】
1856年、広東(カントン)で清(しん)国船アロー(Arrow)号の掲げていたイギリス国旗を清国官憲が引き下ろした事件をきっかけに、貿易拡大を望むイギリスがフランスと連合して清国と始めた戦争。清...
アンデパンダン【(フランス)Indépendants】
《独立派の意》 1 パリで、アカデミー(官設の美術展)に対抗して、1884年以来開かれている無審査・無賞の絵画展覧会。アンデパンダン展。 2 日本アンデパンダン展。1に倣って始められた日本美術会...
アーバン‐スポーツ【urban sports】
広い場所を必要としない、個人が気軽に始められるなどの理由で、都市住民が参加しやすいスポーツ。BMX(フリースタイル)・スケートボード・スポーツクライミング・パルクール・インラインスケートなど。都...
アール‐ユー‐ティー‐エフ【RUTF】
《Ready to use therapeutic food》そのまま食べられる栄養食品。栄養価が高く、調理や容器の必要がなく、長期保存でき、携帯しやすいなどの特長がある。水に溶かす必要がなく、...
いい‐いだ・す【言ひ出だす】
[動サ四] 1 内から外にいる人に向かって言葉をかける。「中より、…中なる人だに静心(しづごころ)なくはべるを、と—・したれば」〈かげろふ・下〉 2 口に出して言う。いいだす。「なまひがひがしき...