ちょうよう‐たいげつ【朝陽対月】
禅宗絵画の画題の一。一僧が破衣を繕(つくろ)い、一僧が月下に読経する姿を描く。普通は双幅に描かれる。
ちょくりつ‐ふどう【直立不動】
かかとをそろえてまっすぐに立ち、身動きしないこと。「—の姿勢をとる」
ちょっこり
[副] 1 ちょっと。ちょっくら。少しだけ。「風呂敷包み—と、似合はぬ風の旅姿」〈浄・和田合戦〉 2 こぢんまりとまとまっているさま。ちんまり。「何と—と、何処に置いても邪魔にならぬよい女房であ...
ちら‐ほら
[副]少しずつまばらにあるさま。また、たまにあるさま。ちらりほらり。「桜の花が—(と)咲きはじめる」「街には半袖姿の人も—(と)見える」
ちりがくしゃ【地理学者】
《原題、(オランダ)De geograaf》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦52センチ、横46センチ。コンパスを手にした男性が思索にふける姿を描いた作品。「天文学者」と対をなし、科学者レー...
チルト‐ハンドル
《(和)tilt+handle》自動車のステアリングコラム(ハンドル軸)が上下方向に傾きが調節でき、好みの運転姿勢が選べるようになったもの。 [補説]英語では、tilting steering ...
ちれい【地霊】
《原題、(ドイツ)Der Erdgeist》ウェデキントによる戯曲。1895年発表。1898年初演。「パンドラの箱」とあわせてルル2部作と呼ばれ、ベルクの最晩年のオペラ作品「ルル」の原作として...
ちん
[接尾]人名に付いて、軽い親しみを表す。また、容姿・性格などを表す語に付いて、そういう人の意を表す。「しぶ—」「でぶ—」
ついじ‐じょろう【築地女郎】
公家(くげ)の家に仕える女性。「—のしどけなき立姿と」〈浮・男色大鑑・一〉
つえ‐つき【杖突き】
1 杖をつくこと。また、その人。「—姿の老翁」 2 鎧(よろい)の背の受筒(うけづつ)に差した目じるしの小旗または飾り物。 3 江戸幕府で、土地の測量に当たった役人。