ほん‐ぜん【本然】
自然のままで人の手が加わっていないこと。もともとの姿であること。ほんねん。「自己—の姿」
ほん‐たい【本体】
《古くは「ほんだい」とも》 1 そのものの本当の姿。正体。「—の得知れぬ、一種不思議な力に誘(いざな)われて」〈二葉亭・浮雲〉 2 付属物を除いた、主になる部分。「カメラの—」「—価格」 3 神...
ほん‐とう【本当】
[名・形動] 1 偽りや見せかけでなく、実際にそうであること。また、そのさま。ほんと。「一見難しそうだが—は易しい」「うわさは—だ」 2 本物であること。正しい姿であること。ほんと。「—の絹を使...
ほんのはなし【本の話】
由起しげ子の短編小説。義兄の遺した蔵書を、遺言どおり寄贈するか売却するか悩む童話作家の姿を描く。昭和24年(1949)発表。同年、第21回芥川賞受賞。
ほんのり
[副]色・香・姿などが、かすかなさま。うっすら。ほのかに。「頰を—(と)赤める」「—(と)した梅の香り」
ほんば【奔馬】
三島由紀夫の長編小説「豊饒の海」の第2巻。昭和44年(1969)刊行。血盟団事件に着想を得て、右翼思想に傾倒する青年の姿を描いた。主人公は物語の最後に割腹自殺する。
ホーエンザルツブルク‐じょう【ホーエンザルツブルク城】
《Festung Hohensalzburg》オーストリア中部の都市、ザルツブルクの旧市街南部の高台にある城。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世とローマ教皇グレゴリウス7世の間に起こった叙任権闘争の際...
ぼう【亡】
[音]ボウ(バウ)(漢) モウ(マウ)(呉) [訓]ない ほろびる ほろぼす [学習漢字]6年 〈ボウ〉 1 存在していたものがなくなる。「亡国・亡失/興亡・焼亡・衰亡・存亡・滅亡」 2 死ぬ...
ぼう【貌】
[常用漢字] [音]ボウ(バウ)(漢) [訓]かたち 1 顔だち。容姿。「外貌・顔貌(がんぼう)・形貌・相貌・体貌・美貌・風貌・面貌・容貌」 2 物のすがた。外観。「概貌・全貌」 [補説]「皃」...
ぼうえんきょう‐ざ【望遠鏡座】
南天の星座の一。9月上旬の午後8時ごろ南中し、南の地平線上に一部姿を出しているが、明るい星はない。学名(ラテン)Telescopium