しゃく【綽】
[音]シャク(呉)(漢) [訓]ゆるやか 1 ゆったりとしたさま。「綽綽・綽然・綽約」 2 あからさまでない。婉曲。「綽号・綽名(しゃくめい)」 [難読]綽名(あだな)
しょう‐よう【小用】
1 ちょっとした用事。こよう。「—で外出する」 2 小便をしに行くことを婉曲(えんきょく)にいう語。こよう。「—に立つ」
しょ‐じじょう【諸事情】
さまざまな都合。もろもろの理由。あれこれの事情・理由のあることを婉曲に示す。「天候や—により中止の場合があります」「避難者が抱える—を十分理解する必要がある」
じ【字】
1 言語を書き表すのに用いる符号。仮名・漢字・ローマ字・梵字(ぼんじ)・ハングルなど種類が多い。文字。 2 漢字。「この—は難しい」「当て—」 3 筆跡。「これは彼の—ではない」 4 (人の名や...
せい【逝】
[常用漢字] [音]セイ(漢) [訓]ゆく いく 立ち去って帰らない。死ぬことを婉曲にいう語。「逝去/永逝・急逝・長逝・夭逝(ようせい)」
た‐かい【他界】
[名](スル) 1 自分が属さない世界。よその世界。 2 死後の世界。あの世。来世。また、夢や忘我状態のときに魂がさまよう所。 3 死ぬことを婉曲にいう語。「祖父は昨年暮れに—しました」
たら
[終助]《過去の助動詞「た」の仮定形「たら」の、仮定を表す「ば」を伴わない用法が固定化したもの》活用語の連用形に付いて婉曲に命令・勧告する意を表す。「早く着替えし—」「とにかく返事だけしとい—」
天(てん)に召(め)さ・れる
「人が死ぬ」の婉曲的な言い方。
でしょう‐か
[連語]「だろうか」の丁寧な表現。 1 不明・不確かなことを問い掛ける意を表す。「今、何時—」「あの方が先生—」 2 婉曲に反論する意を表す。「いつ私がそんなことを言いました—」
年(とし)問(と)わんより世(よ)を問(と)え
《「問わん」の「ん」は推量の助動詞の婉曲用法》年齢の多少を問題にするよりも、その人がどう生きてきたかを問題にせよ。