ここ・し【子子し】
[形シク]子供っぽい。子供っぽく、おっとりしている。「今宵少輔(せふ)のめのと色許さる。—・しきさまうちしたり」〈紫式部日記〉
心(こころ)に掛(か)か・る
1 ある事柄が心から離れないでいる。気に掛かる。「留守中は子供のことが常に—・っている」 2 人の厚意にすがる。「ただかばかりの御—・りてなむ多くの人々年を経ける」〈源・初音〉
こころ‐のこり【心残り】
[名・形動]あとに思いが残ってすっきり思い切れないこと。また、そのさま。未練。「—なのは幼い子供を残していくことだ」
こころ‐もとな・い【心許無い】
[形][文]こころもとな・し[ク] 1 頼りなく不安で、心が落ち着かないさま。気がかりだ。「子供たちだけでは—・い」「古い木橋で—・い」 2 待ち遠しくていらいらするさま。じれったい。「宵過ぐる...
心(こころ)を鬼(おに)に◦する
かわいそうだと思いながら、厳しい態度をとる。「子供の将来のために—◦してしかる」
こ‐ごころ【子心】
よく物のわからない年ごろの、子供の心。子供心。
こ‐ごろし【子殺し】
自分の子供を殺すこと。また、その人。
こ‐しょう【小姓/小性】
1 貴人のそば近くに仕えて、身の回りの雑用を務める役。また、寺院で、住職に仕える役。多くは少年で、男色の対象ともなった。 2 武家の職名。江戸幕府では若年寄の配下で、将軍身辺の雑用を務めた。 3...
こ‐じょく【小職/小童】
[名]《見習いの弟子の意》 1 江戸時代、岡場所や町芸者のもとで見習い・雑用をした女児。 2 子供をいやしめていう語。小わっぱ。「やい、若い者ども。ここな—めを知ったか」〈浄・孕常盤〉
[形...
こ‐そだて【子育て】
[名](スル)子供を育てること。育児。