ほう‐しょ【苞苴】
1 わらなどを束ねて、野菜・魚などの食品を包んだもの。つと。あらまき。 2 みやげもの。 3 賄賂(わいろ)。音物(いんもつ)。「人人各私権を張り、—官に行われ」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
ほぞ‐おち【臍落ち/蔕落ち】
《古くは「ほそおち」》 1 へその緒が落ちること。 2 果実が熟して自然に落ちること。また、その果実。 3 機が熟すること。また、物事が成就すること。「—するまで待ってはゐられぬ」〈浄・鎌倉実記...
めん‐こう【綿亘/綿亙】
[名](スル)長く連なり続くこと。連亘(れんこう)。「山脈南北に—し、東西を横絶するものなく」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
らい‐えつ【来謁】
[名](スル)訪れてお目にかかること。「知事—す」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
らい‐らい【磊磊】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 多くの石が積み重なっているさま。「—たる石塊」「水底は砂礫(されき)—たり」〈久米邦武・米欧回覧実記〉 2 心が大きく、小事にこだわらないさま。磊落(らいらく...