いん‐ぜん【院宣】
平安時代以降、院司が上皇または法皇の命令を受けて出す文書。
かんぷ‐ぜん【官府宣】
摂政・関白から政務のことについて下した文書。
がい‐せん【街宣】
《「街頭宣伝」の略》道路や広場など、町なかで行う宣伝活動。
きょう‐せん【教宣】
労働組合や政党などの活動において、教育と宣伝のこと。「—部」
く‐ぜん【口宣】
1 職事(しきじ)が、叙位・任官などの勅命を口頭で上卿(しょうけい)に伝えること。 2 「口宣案」に同じ。
こう‐せん【広宣】
仏法を広く述べ伝えること。
こく‐せん【国宣】
国司や知行国主がその所領内に公布する文書。「いかでか—をば背(そむ)き申さん」〈今昔・一六・一八〉
ご‐たくせん【御託宣】
1 「託宣」を敬っていう語。神のお告げ。ありがたい仰せ。「権現様の—」 2 人の下した判断や命令を、冷やかしの気持ちを込めていう語。「会長の—とあらば従わざるをえない」
さんしゃ‐たくせん【三社託宣】
天照大神・八幡大菩薩・春日大明神の託宣を一幅に書いたもの。信仰の対象として、室町時代から江戸時代末まで、吉田神道の発展に伴い広く流布した。神道家の偽作といわれる。
じょう‐せん【情宣】
《「情報宣伝」の略》労働組合・政党などが行う、情報収集と内外への宣伝。「—活動」