ふたつ‐ひきりょう【二つ引(き)両】
《「ふたつびきりょう」とも》紋所の名。輪の中に横に2本の線のあるもの。足利氏の家紋。
ぶ‐かん【武鑑】
江戸時代、諸大名・旗本の氏名・禄高・系図・居城・家紋や主な臣下の氏名などを記した本。毎年改訂して出版された。「正保武鑑」「江戸鑑」「本朝武鑑」などの類。
ほり‐ぬ・く【彫り貫く】
[動カ五(四)]石や木をくりぬいて穴をあける。「門扉に家紋を—・く」
みつ‐ひきりょう【三つ引き両】
《「みつびきりょう」とも》文様・紋所の名。横に3本の線を引いたもの。家紋では輪の中に引く。
もん【紋】
[常用漢字] [音]モン(呉) [訓]あや 1 模様。あや。「紋様/衣紋(えもん)・小紋(こもん)・指紋・地紋・蛇紋・掌紋・声紋・波紋・斑紋(はんもん)・風紋・無紋」 2 家のしるし。「紋章・紋...
もん‐ぐるま【文車/紋車】
網代(あじろ)車の一。網代で覆った箱の表面に、家紋を描いた車。文(あや)の車。
もん‐つき【紋付】
1 紋所のついていること。また、そのもの。 2 家紋をつけた礼装用の和服。正式は五つ紋とするが、三つ紋・一つ紋もある。紋服(もんぷく)。
もん‐どころ【紋所】
家々で定めている紋章。紋。家紋。定紋(じょうもん)。「葵の—」
や‐じるし【矢印】
1 方向などを示すための、矢の形をしたしるし。「—で順路を示す」 2 射手を明示するために、矢につける姓名・家紋などのしるし。