やどり‐の‐つかさ【宿官】
「しゅっかん(宿官)」に同じ。「—の権の守は」〈春曙抄本枕・一五六〉
や‐ど・る【宿る】
[動ラ五(四)]《「屋取る」の意》 1 旅先で宿をとる。また、一時的にそこに住む。「僧坊に—・る」 2 その場所にとどまる。「葉に夜露が—・る」「健全な精神は健全な肉体に—・る」 3 妊娠する。...
やど‐ろく【宿六】
《「宿のろくでなし」の意》 1 妻が自分の夫を卑しめたり、親愛の意を込めたりしていう語。「うちの—」 2 宿の主人。亭主。「なんでもここの—めが」〈滑・続膝栗毛・三〉
やど‐わり【宿割(り)】
宿泊する人を何軒かの宿屋に割り振ること。また、その役目の人。
宿(やど)を取(と)・る
宿所を決めて、泊まる。また、旅館などの予約を取る。「出張先の—・る」
やな
[終助]《間投助詞「や」+終助詞「な」から》名詞、形容動詞の語幹、動詞・形容詞の終止形に付く。感動・詠嘆の意を表す。…だなあ。…であるよ。…ことよ。「幼(をさな)の御物言ひ—」〈源・宿木〉 「む...
やぶ‐いり【藪入り】
[名](スル)《草深い田舎に帰る意から》正月と盆の16日前後に奉公人が主人から休暇をもらって、親もとなどに帰ること。また、その時期。特に正月のものをいい、盆のものは「後(のち)の藪入り」ともいう...
やぶ・れる【破れる】
[動ラ下一][文]やぶ・る[ラ下二] 1 裂けたり、穴があいたり、つぶれたりして、もとの形がこわれる。また、割れさける。「靴下が—・れる」「おできが—・れる」「水道管が—・れる」 2 今まで続い...
やま‐かい【山峡】
《「やまがい」とも》山と山との間。谷間。やまあい。「—の鉱泉宿」
やまが【山鹿】
熊本県北部の市。江戸時代から宿場町・温泉町として発達。スイカ・メロンを産出。山鹿大宮神社があり、灯籠祭りが行われる。人口5.5万(2010)。