おんよう‐の‐はかせ【陰陽博士】
陰陽寮で、陰陽道を教授した人。おんみょうはかせ。
かえさ・う【返さふ/反さふ】
[動ハ四]《動詞「かえ(返)す」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた語》 1 裏返して見る。「針袋取り上げ前に置き—・へばおのともおのや裏も継ぎたり」〈万・四一二九〉 2 思い返す。反省する...
か‐じょ【歌女】
1 宴席などで歌をうたう芸妓。うため。「いわゆる狭邪(きょうしゃ)の地でどの家にも—を養っている」〈鴎外・魚玄機〉 2 ミミズの異称。 3 律令制で、雅楽寮に属して舞楽のときに歌をうたう女。うため。
かずえ‐の‐かみ【主計頭】
律令制で、主計寮(かずえりょう)の長官。
かずえ‐りょう【主計寮】
《「かずえ」は「かず(数)う」の連用形から》律令制で、民部省に属し、調・庸および献上物の数量を数え、国費の支出面などを担当した役所。稲の収納にかかわる主税寮(しゅぜいりょう)に対する。かずえのつ...
かた‐うた【片歌】
古代歌謡の一体。五・七・七の3句19音からなる歌。多く問答に用いられ、2首合わせると旋頭歌(せどうか)の形になる。雅楽寮で教習した大歌(おおうた)の一つでもある。
かぬち‐の‐つかさ【鍛冶司】
律令制での官司の一。宮内省に属し、銅・鉄の雑器類を製作した。天平16年(744)廃止、大同3年(808)復活して木工寮(もくりょう)に併合された。かじし。かじのつかさ。
かもり‐づかさ【掃部司/掃部寮】
1 「かもんりょう(掃部寮)」に同じ。 2 「掃司(そうし)」に同じ。
かもん【掃部】
《「かもり」の音変化》 1 「掃部寮(かもんりょう)」に同じ。 2 掃部寮の下級職員。
かもん‐の‐かみ【掃部頭】
掃部寮の長官。かもりのかみ。