と‐ぎょ【渡御】
[名](スル) 1 天皇・皇后などがおでましになること。出御(しゅつぎょ)。のちには将軍にも用いられた。 2 神輿(みこし)が進むこと。
とくがわ【徳川】
姓氏の一。 江戸幕府の将軍家。もと三河賀茂郡松平郷の土豪で松平氏を称したが、家康のとき徳川と改称。 [補説]「徳川」姓の人物徳川家定(とくがわいえさだ)徳川家達(とくがわいえさと)徳川家重(...
とくがわじっき【徳川実紀】
江戸後期の史書。516冊。江戸幕府が大学頭林述斎を総裁として、成島司直らに編修させたもの。文化6年(1809)起稿、嘉永2年(1849)完成。徳川家康から第10代家治までの、歴代将軍ごとに区分し...
とくがわ‐ぶんこ【徳川文庫】
江戸幕府15代将軍徳川慶喜(よしのぶ)とその子慶久(よしひさ)、孫の慶光(よしみつ)の三代にわたる蔵書。約6600点。現在は静岡市立清水中央図書館が所蔵。
とくしよろん【読史余論】
江戸中期の史論書。3巻。新井白石著。正徳2年(1712)成立。将軍徳川家宣に日本史を進講したさいの講義案。主に武家政権の沿革を記したもの。
と‐ざま【外様/外方】
1 鎌倉幕府以後、将軍の一門または譜代の家臣でないこと。また、そのような武家・大名。→親藩 →譜代 2 組織の中などで、主流でなく、傍流の立場にあること。また、その人。「—では出世は難しい」
とり‐み【鳥見】
江戸幕府の職名。若年寄の支配下に属し、鳥見組頭の指揮を受けて将軍の遊猟地の巡検にあたった。
どう‐ぼう【同朋】
1 仲間。友人。特に、志を同じくしてともに仏道を修める仲間。 2 室町・江戸時代、将軍・大名に近侍して雑務や諸芸能をつかさどった僧体の者。室町時代には一般に阿弥(あみ)号を称し、一芸に秀でた者が...
どくしょ‐はじめ【読書始(め)】
1 皇族や貴族の子弟が、初めて孝経などの読み方を授けられる儀式。御書始め。ふみはじめ。 2 宮中・将軍家などの新年行事の一。その年初めて書物を読む儀式。読み始め。
ドニゴール‐じょう【ドニゴール城】
《Donegal Castle》アイルランド北西部、ドニゴール州の町ドニゴールにある城。町の中心を流れるエスケ川に面する。13世紀より同地方を治めていたオドンネル家の居城として15世紀に建造。1...