幕(まく)を引(ひ)・く
「幕を閉じる」に同じ。「江戸幕府は一五代将軍で—・いた」
また‐もの【又者】
将軍・大名などに直属していない家来。又家来。陪臣。「—の某(それがし)、御前の恐れ」〈浄・忠臣蔵〉
まちいり‐のう【町入能】
江戸時代、将軍宣下・婚礼・誕生などの重大な祝い事の際の式能に、江戸の町人の陪観を許したもの。江戸城本丸大書院の南庭で、式能の1日目に二交代で五千余人に見せた。
まち‐ぼり【町彫(り)】
江戸時代の装剣金具で、将軍家・大名家の御用を務めた後藤家の家彫りに対し、それ以外の在野の金工が彫ったもの。また、その流派の総称。横谷宗珉(よこやそうみん)に始まる。
マルサ‐マトルーフ【Marsa Matrouh】
エジプト北部、地中海に面する町。美しい砂浜が広がる海岸保養地として知られる。第二次大戦中、ロンメル将軍が司令部を置いた洞窟があり、ロンメル博物館として公開されている。
マルス‐の‐ひろば【マルスの広場】
《Marsovo pole/Марсово поле》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにある広場。名称は古代ローマの軍神マルスにちなむ。かつては練兵場として使われた。...
み‐うち【御内】
[名] 1 貴人の邸内。貴人の屋敷の内部。「侍ども、—に夜、討ちいったり、とて」〈平家・一二〉 2 殿様。主君。主人。「—只今機嫌悪しく候と申しければ」〈義経記・七〉 3 将軍の旗下に属する武...
み‐ぎょうしょ【御教書】
平安時代以後、三位以上の公卿または将軍の命を奉じてその部下が出した文書。本来は私的なものであったが、のち、公的な伝達文書として用いられるようになった。平安時代の摂関家御教書、鎌倉幕府の関東御教書...
みたか【三鷹】
東京都中部の市。江戸時代は将軍の鷹狩場があった。国際基督教大学・国立天文台があり、北の武蔵野市にまたがって井の頭公園がある。人口18.6万(2010)。
み‐だいばんどころ【御台盤所】
大臣・大将・将軍などの妻を敬っていう語。御台所。御台。「花山院の左大臣殿の—にならせ給ひて」〈平家・一〉