せ◦す【為す】
[連語]《動詞「す(為)」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》なさる。したまう。「こもりくの泊瀬小国(はつせをぐに)によばひ—◦す我が天皇(すめろき)よ」〈万・三三一二〉
せっ‐ぷん【接吻】
[名](スル)相手の唇やほおなどに自分の唇をつけ、愛情や尊敬の気持ちなどを表すこと。くちづけ。キス。「恋人に—する」
せる
[助動][せ|せ|せる|せる|せれ|せろ(せよ・せい)]五段動詞の未然形、サ変動詞の未然形「さ」に付く。 1 相手が自分の思うようにするよう。また、ある事態が起こるようにしむける意を表す。「使い...
ぜ【前】
[接尾]《「ごぜ(御前)」の略》人を表す語に付いて、尊敬の意を添える。「尼—」
ぜったい‐けいご【絶対敬語】
ある人物に、人称や場面にかかわらず常に一定の表現を用いる敬語の使い方。上代における神や天皇などの自尊敬語はその典型。現代では、公的な場では「父が〜と申しております」のように言うが、昭和の初めのこ...
そう‐し【宗師】
第一の師として尊敬すべき人。
そうたい‐けいご【相対敬語】
話し手と聞き手、話題となる人物との関係で敬意の高低が定まる敬語の使い方。現代日本語の敬語は、相対敬語。通常「部長がおっしゃっています」と尊敬語を用いるが、来客などに対しては「部長が申しております...
そ‐さま【其様】
[代]《「そなたさま」の略》二人称の人代名詞。そなた。主として、近世の遊女などが相手を呼ぶのに用いた、親愛・尊敬の気持ちを表す語。「わしが—を恋ひ病」〈浄・反魂香〉
そら‐おがみ【空拝み】
尊敬しているふりをすること。「これは—にて、詞づかひもあそばせづくしなり」〈滑・浮世風呂・三〉
そり‐たた・す
[動サ四]《「す」は尊敬の助動詞》語義未詳。いそいそと出発する、まっすぐ高くお立ちになる、などの説がある。「天の浮橋にうきじまり—・して」〈記・上〉