ほん‐ぎょう【本経】
根拠となるべき経文。「—の確かなるにつきて、この真言陀羅尼(しんごんだらに)をば申しつるなり」〈徒然・二二二〉
ほん‐し【本師】
仏語。 1 根本の導師。特に、釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)のこと。 2 僧となるとき、剃髪(ていはつ)・授戒にたずさわった師。
ま【摩】
[常用漢字] [音]マ(呉) [訓]する さする こする 1 こする。さする。触れる。「摩擦・摩滅/按摩(あんま)・肩摩・減摩・揣摩(しま)」 2 接触するほど近づく。迫る。「摩天楼」 3 梵語...
まつした【松下】
姓氏の一。 [補説]「松下」姓の人物松下見林(まつしたけんりん)松下幸之助(まつしたこうのすけ)松下禅尼(まつしたぜんに)松下大三郎(まつしただいざぶろう)松下康雄(まつしたやすお)
まに【摩尼】
《(梵)maṇiの音写。珠・宝・如意(にょい)と訳す》 1 珠玉の総称。摩尼珠。 2 竜王の脳中から出て、望みをすべてかなえるという珠玉。如意宝珠。
マニ‐きょう【マニ教】
《Mani》3世紀にペルシアのマニが創唱した宗教。ゾロアスター教を母体とし、キリスト教・仏教の諸要素を取り入れて、光(善)と闇(やみ)(悪)の二元論的世界観を根本に、禁欲的実践による救済を説く。...
まに‐しゅ【摩尼珠】
「摩尼1」に同じ。
まに‐ほうでん【摩尼宝殿】
摩尼珠で造られた宮殿。兜率天(とそつてん)にある弥勒菩薩(みろくぼさつ)の居所。
まる‐た【丸太】
1 皮をはいだだけの材木。丸材。まるたんぼう。 2 (「丸田魚」とも書く)コイ科の魚。全長約50センチ。体形・体色はウグイによく似るが、婚姻色は腹側に1本のみ現れる。本州中部地方から北の河口域や...
みえい‐どう【御影堂】
仏教寺院で、開山・宗祖などの御影を祭る堂。 京都五条橋西にあった新善光寺の異称。この寺の尼が作り出した扇が御影堂扇といわれ、近世では最上の扇とされ有名であったところから、その名がある。