ぺん【編/篇】
[接尾]「へん(編・篇)」に同じ。「三—からなる歌曲」「浮世床全三—」
ぺん【遍】
[接尾]「へん(遍)」に同じ。「一—お会いしたかったのです」「読書百—意おのずから通ず」
ほ
1 五十音図ハ行の第5音。咽頭の無声摩擦子音[h]と母音[o]とから成る音節。[ho] 2 平仮名「ほ」は「保」の草体から。片仮名「ホ」は「保」の末4画から。 [補説](1) 「ほ」は、古くは両...
ほ【歩】
[名] 1 歩くこと。また、その足の運び方。「—を合わせる」「—を急がせる」 2 物事が進んでいくこと。物事の進行。「着々と開発の—を進める」
[接尾]助数詞。歩くときの足を運ぶ回数を数える...
ほ【舗/鋪】
[名]みせ。店舗。「—を構える」
[接尾]助数詞。地図など、畳みものの本を数えるのに用いる。上に来る語によっては「ぽ」となる。「江戸の古図二—」
ほあん‐じょうれい【保安条例】
明治20年(1887)政府が自由民権運動を弾圧するために発した法令。これにより、尾崎行雄・中江兆民ら民権派570人が東京から追放された。同31年に廃止。
ほう‐おう【鳳凰】
1 古代中国で、麟(りん)・亀・竜とともに四瑞として尊ばれた想像上の霊鳥。体は、前は麟(りん)、後ろは鹿(しか)、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、あごは燕(つばめ)、くちばしは鶏に似るといわれる...
ほうおう‐ちく【鳳凰竹】
ホウライチクの変種。幹は叢生して枝が密生し、葉は小さい。庭園などに植える。鳳尾竹(ほうびちく)。南京竹(ナンキンだけ)。
ほうおう‐どう【鳳凰堂】
京都府宇治市にある平等院の阿弥陀堂の別称。中堂・左右翼廊・尾廊からなり、鳳凰が翼を広げた形に似るところからこの名がある。本尊の阿弥陀如来像は、平安後期の定朝(じょうちょう)作。国宝。
ほうかんき【幇間記】
長尾宇迦(ながおうか)による短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は原敬への無償の奉仕に生きた床屋の生涯を描いたもの。作品集は平成元年(1989)刊行で、直木賞候補作となった「幽霊記」を...