ふうりゅうむたん【風流夢譚】
深沢七郎の短編小説。昭和35年(1960)、雑誌「中央公論」に発表。夢の中の話という設定のフィクションだが、皇族が処刑される描写があることなどから物議を醸す。右翼団体は抗議運動を展開し、出版元で...
フォーメーション【formation】
《構成・編成の意》バスケットボール・サッカー・ラグビーなどで、攻撃または防御の際の選手の配置。また、その配置からの展開の型。
ふかんぜん‐じょうほうゲーム【不完全情報ゲーム】
ゲーム理論におけるゲームの分類の一。プレーヤーが互いの意思決定の内容と展開を完全に把握することができないゲーム。コントラクトブリッジやポーカーがこれに相当する。⇔完全情報ゲーム。
ふくい‐えいいち【福井英一】
[1921〜1954]漫画家。東京の生まれ。少年向けスポーツ漫画で独自の世界を築き、勧善懲悪を打ち出したストーリー展開で人気を集める。少年雑誌に「赤胴鈴之助」の連載を始め、大きな反響を得るが、第...
ふく‐せん【伏線】
1 小説や戯曲などで、のちの展開に備えてそれに関連した事柄を前のほうでほのめかしておくこと。また、その事柄。「主人公の行動に—を敷く」 2 あとのことがうまくゆくように、前もってそれとなく用意し...
ふじん‐うんどう【婦人運動】
婦人に対する差別を撤廃し、社会的地位・権利の向上を目的とする女性による自覚的な社会運動。近代以降、女性の参政権獲得運動を中心に、男女平等の実現を求めて展開されてきた。女性を主体とする平和運動・消...
ふまえ‐どころ【踏まえ所】
1 足を置くべき場所。ふみど。ふみどころ。 2 よりどころ。立脚点。「—はいいが、論の展開が甘い」
フラグ【flag/(オランダ)vlag】
《「フラッグ」とも》 1 旗。 2 コンピューターのプログラムで、現在の状態や、設定した条件が成立したかどうかを表す変数。 3 映画や小説などで、後の展開を予想させる出来事や登場人物の行動。伏線...
フランクフルト‐がくは【フランクフルト学派】
1930年代以降、フランクフルトの社会研究所に参加した一群の思想家たち。マルクス主義・精神分析学・アメリカ社会学などの影響のもとに批判理論を展開、現代社会の総体的解明をめざした。ホルクハイマーを...
フランドル‐は【フランドル派】
フランドル地方で栄えた美術の流派。特に絵画が重要で、15世紀初頭以降、精妙な写実のもとに北方ルネサンス絵画を展開。17世紀にはバロックの豪華豊麗な絵画を生み出した。ファン=アイク兄弟・ブリューゲ...