あしお【足尾】
栃木県西部、上都賀郡にあった町。平成18年(2006)3月、今市市・栗山村・藤原町とともに日光市に合併。→日光
いまいち【今市】
栃木県中部にあった市。日光街道・日光例幣使街道の宿場町として発展、杉並木が残る。木材加工業や食品加工業などが盛ん。平成18年(2006)3月、足尾町・栗山村・藤原町とともに日光市に合併。→日光
うえのはら【上野原】
山梨県東端の市。もと甲州街道の宿場町。桂川の流域にあり、アユは名物。甲斐絹(かいきぬ)の産地。平成17年(2005)2月に上野原町と秋山村が合併して成立。人口2.2万(2024)。
えど‐さんざ【江戸三座】
幕府から興行特権を認められていた江戸の三大歌舞伎劇場。初め四座であったが、正徳4年(1714)山村座廃絶以後、中村・市村・森田の三座で、明治初年まで続いた。
かぜはくさきにささやいた【風は草木にささやいた】
山村暮鳥の詩集。大正7年(1918)刊。キリストを主題とする人道主義的詩風の作品。
かや‐と【茅戸/萱所】
茅で覆われている尾根や山腹。山村や登山者の間でいう。
カルサン【(ポルトガル)calção】
袴(はかま)の一種。上を緩めに仕立て、裾口に細い横布をつける。中世末に来日したポルトガル人のズボンをまねたもの。武士から町人まで着用したが、江戸時代には町人の労働着となった。現代でも農山村や寒い...
きゅうしゅうちゅうおうさんち‐こくていこうえん【九州中央山地国定公園】
熊本県と宮崎県にまたがる山岳国定公園。九州山地のほぼ中央に位置し、国見岳・市房山などの山岳や球磨(くま)川水系などの河谷が深く刻み込まれた地域。平家の落人(おちうど)伝説にまつわる五家荘(ごかの...
くめ‐の‐さらやま【久米の佐良山/久米の皿山】
岡山県中北部の古い地名。もと久米郡佐良山村、現在は津山市内。[歌枕]「美作(みまさか)や—さらさらにわが名はたてじよろづよまでに」〈古今・神遊びの歌〉
くも【雲】
山村暮鳥による詩集。著者没後の大正14年(1925)に刊行された。