やまもと‐やすえ【山本安英】
[1902〜1993]女優。東京の生まれ。本名、千代。築地小劇場・新築地劇団に参加、のち「ぶどうの会」を主宰。木下順二作「夕鶴」のつう役を1000回以上も演じた。
やまもと‐ゆうぞう【山本有三】
[1887〜1974]劇作家・小説家。栃木の生まれ。本名、勇造。人道主義的な社会劇作家として出発、のち理想主義的な小説を発表。文化勲章受章。戯曲「嬰児殺し」「坂崎出羽守」、小説「波」「女の一生」...
やま‐もみじ【山紅葉】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以北の山地に自生。葉は手のひら状に七〜九つに裂けていて、縁にぎざぎざがあり、秋に紅葉する。花は春に咲き、紅色。
やま‐もも【山桃/楊梅】
ヤマモモ科の常緑高木。本州中部以西の山地に多く、高さ約15メートル。葉は長楕円形で、革質。雌雄異株。4月ごろ開花し、雄花穂は黄褐色、雌花穂は花柱が紅色。実は球形で、夏に紅紫色に熟し、食用。樹皮は...
やま‐もり【山守】
「山番(やまばん)」に同じ。
やま‐もり【山盛(り)】
山のようにうず高く盛ること。また、その盛ったもの。「御飯を—によそう」
やま‐やき【山焼(き)】
春の初めに、野山の枯れ木・枯れ草を焼くこと。害虫を殺し、灰が肥料になって、新しい草の生長を助ける。《季 春》
やま‐やく【山役】
江戸時代の小物成(こものなり)の一。村中入会山などで伐採した木を対象に賦課された。
やま‐やけ【山焼け】
1 山が焼けること。山火事。 2 山の強い日差しを受けて日焼けすること。「—のした顔に白粉も塗らず」〈秋声・あらくれ〉
やま‐やま【山山】
[名]あちらこちらの山。多くの山。「—にこだまする」「甲斐の—を歩く」 [副] 1 たくさんあるさま。山ほど。「言いたいことは—ある」 2 実際はできないが、ぜひそうしたいと思うさま。「行き...