しお【塩】
1 塩化ナトリウムを主成分とする塩辛い味の物質。海水や岩塩から製し、精製したものは白い結晶で、食生活の基本調味料。食塩。 2 塩味の加減。しおけ。「—をきかす」 3 苦労、辛苦。「まだ世の中の—...
しお‐の‐だいせいどう【塩の大聖堂】
《Catedral de Sal》コロンビア中央部の都市シパキラにある教会。かつて岩塩の採掘場だった地下の洞窟内にあり、危険を伴う採掘労働者のために造られた。イエスの生涯をなぞる14の十字架のモ...
しお‐ば【塩場】
1 「塩所(しおどころ)」に同じ。 2 動物がナトリウムなどのミネラルを摂取するために利用する場所。岩塩が露出した場所や湧水に伴って無機塩類が析出した場所などがある。草食の哺乳類や果実食の鳥類な...
しぜん‐えん【自然塩】
天日製塩による塩や岩塩など、加工していないとれたままの塩。天然塩。→精製塩 →塩角 [補説]公的な定義・基準がないため、消費者庁や業界団体により、商品パッケージや広告などでの「自然塩」などの表現...
シパキラ【Zipaquirá】
コロンビア中央部の都市。首都ボゴタの北約40キロメートルに位置する。古くから岩塩の採取が行われ、岩塩鉱山内にある塩の大聖堂が有名。植民地時代の古い町並みが残っている。シパキラー。
シュタスフルト【Staßfurt】
ドイツ中部、ザクセン‐アンハルト州の都市。マクデブルクの南約30キロメートル、ボーデ川沿いに位置する。中世より岩塩を産し、19世紀半ばに世界初のカリ工場が置かれ、同国におけるカリ塩採掘の中心地と...
しょくえん‐こうぞう【食塩構造】
⇒岩塩構造
シルビン【sylvine】
⇒カリ岩塩
じょうはつ‐がん【蒸発岩】
水の供給が限られる湖などが干上がり、水に溶けていた物質が濃縮・析出してできる堆積岩。岩塩、石膏、塩化マグネシウムなどの塩類堆積物が知られ、化学岩に分類される。形成時の環境が乾燥気候だったことを示...
スラニク【Slănic】
ルーマニア中央部の都市。ブカレストの北約90キロメートル、トランシルバニアアルプス(南カルパチア山脈)の南麓に位置する。古くから岩塩採掘が行われ、ヨーロッパ最大規模の採掘跡が残る。塩湖のある温泉...