じどう‐さんか【自動酸化】
空気中の酸素により常温で生じる酸化反応。植物油や魚油などの食用油を放置しておくと品質が低下する現象。ゴム、プラスチック、油脂などの劣化の原因となるため、酸化防止剤が添加されることが多い。
ジュール‐トムソン‐こうか【ジュールトムソン効果】
圧縮した気体を細孔から噴出させて急に膨張させると、気体の温度が変化する現象。常温では、ほとんどの気体は温度が下がる。気体の液化に利用する。1861年、ジュールとトムソン(W.Thomson)が実...
じょうおんアスファルト‐こんごうぶつ【常温アスファルト混合物】
常温で混合・施工するアスファルト混合物。簡易的な道路舗装や補修の材料として用いられる。常温アスファルト合材。常温混合物。→加熱アスファルト混合物
じょうおんアスファルト‐ごうざい【常温アスファルト合材】
⇒常温アスファルト混合物
じょうおん‐かくゆうごう【常温核融合】
室温程度の常温で生じるとされる核融合反応。低温核融合の一つ。1989年に米国の研究者らが、パラジウムやチタンを電極として重水を電気分解すると重水素による核融合反応が起こると発表。これに対して多く...
じょうおん‐ごうざい【常温合材】
⇒常温アスファルト混合物
じ‐ろう【地蝋】
天然に産出する蝋状の有機物。常温では半固体。ろうそくなどの原料とする。
すい‐ぎん【水銀】
亜鉛族元素の一。常温で液状である唯一の金属で、銀白色で重い。有毒。融点はセ氏零下38.86度、沸点はセ氏356.72度。主要鉱物は辰砂(しんしゃ)で、これを焼いて製する。多くの金属とアマルガムを...
すいねつ‐ごうせい【水熱合成】
高温高圧の溶媒の下で化学反応を行ったり、結晶を成長させたりすること。常温常圧の水に溶けにくい物質の合成などに利用される。
ストレート‐アスファルト【straight asphalt】
石油の精製過程で常圧蒸留・減圧蒸留ののちに、軽質成分が除去された残油からなるアスファルト。常温で粘性が高い液体。主に道路舗装で用いられる。