じょう‐ぎょう【常業】
日常の業務。「其—調練の暇、其宜きを謀て演習せしむ可し」〈阪谷素・明六雑誌四一〉
じょう‐ぎょう【常行】
1 ふだんの行い。 2 仏語。怠りなく、常に修行をすること。
じょうぎょう‐ざんまい【常行三昧】
天台宗で、四種三昧の一。90日間を1期とし、堂内に安置された阿弥陀仏のまわりを常に歩行し、その仏名を唱え、心に仏を念ずる行法。般舟三昧。仏立三昧。
じょうぎょう‐どう【常行堂】
常行三昧(ざんまい)を修する堂。阿弥陀堂。常行三昧堂。
じょう‐けい【常経】
常に変わらない道。常に守るべきおきて。
じょう‐けん【常憲】
常に守るべきおきて。
じょう‐けん【常見】
仏語。世界やすべての存在を永久不変として、人の死後も我(が)は消滅しないとする見方。物事に執着する、誤った考えとされた。
じょう‐こう【常香】
仏前に供えて常にたいておく香。不断香。
じょう‐こうせん【常光線】
光が方解石などを通過して二方向に分かれて屈折したとき、屈折の法則に従っているほうの光線。⇔異常光線。
じょうこう‐ばん【常香盤】
常香をたくための香炉。香が燃えつきると糸が切れ、鈴が落ちて知らせるようになっている。