あま‐よけ【雨除け/雨避け】
1 雨にぬれるのを防ぐために覆いにするもの。あまおおい。「—の天幕」 2 雨宿り。
あまり【余り】
[名] 1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」 2 割り算で割り切れずに残った数。 3 (感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞...
あみ‐は【阿弥派】
室町幕府の同朋衆(どうぼうしゅう)で、水墨画を制作した能阿弥・芸阿弥・相阿弥の3代とその周辺の画家。
あみもようとうろのきくきり【網模様灯籠菊桐】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。安政4年(1857)江戸市村座初演。七之助に犯され娼婦となった奥女中滝川と、本能のままに動く七之助の悪事を描く。通称「小猿七之助」。
あやつ・る【操る】
[動ラ五(四)] 1 物を動かして使う。操作する。「櫓(ろ)を—・る」「人形を—・る」 2 うまく取り扱う。巧みに使いこなす。「楽器を—・る」「三か国語を—・る」 3 意のままに人を動かす。特に...
あやのつづみ【綾鼓】
謡曲。四番目物。宝生(ほうしょう)・金剛流。女御に対するかなわぬ恋に絶望して死んだ庭掃きの老人の妄執を描く。→恋重荷(こいのおもに) (綾の鼓)三島由紀夫の戯曲。をモチーフとする1幕の近代...
アラビアじんのてんまく【アラビア人の天幕】
《原題The Tents of the Arabs》ダンセイニの戯曲。2幕。1910年の作品。
アルジェのイタリアじん【アルジェのイタリア人】
《原題、(イタリア)L'italiana in Algeri》ロッシーニのイタリア語によるオペラ。全2幕。1813年初演。主人公イザベッラがアルジェの太守ムスタファを騙し、奴隷となっていた恋人を...
アルト‐ハイデルベルク【(ドイツ)Alt-Heidelberg】
マイヤーフェルスターの戯曲。5幕。1901年ベルリンで初演。学生皇太子ハインリヒと給仕女ケーティーとの恋の哀歓をうたった青春恋愛劇。
あるはれたひに【ある晴れた日に】
加藤周一の小説。昭和24年(1949)、「人間」誌に連載。昭和25年(1950)、単行本刊行。医学生を主人公に、太平洋戦争末期から敗戦までの日々を描く。 《原題、(イタリア)Un bel d...