き‐どう【鬼道】
1 「餓鬼道(がきどう)」に同じ。 2 あやしい術。幻術。妖術。
くろ‐まじゅつ【黒魔術】
邪悪な意図のために行う魔術。妖術。幻術。
けんだつば‐じょう【乾闥婆城】
乾闥婆神が幻術によって空中につくり出してみせた城。幻のように実体のないもののたとえ。蜃気楼(しんきろう)。
げ‐じゅつ【外術/下術】
外道(げどう)の術。魔法。幻術。「今は昔、京に—と云ふ事を好みて役とする下衆(げす)法師ありけり」〈今昔・二〇・九〉
げん【幻】
[常用漢字] [音]ゲン(呉) [訓]まぼろし 1 まぼろし。「幻影・幻覚・幻視・幻想・幻聴・幻滅/夢幻」 2 まどわす。目くらまし。「幻術・幻惑/変幻」
げん‐ぽう【幻法】
魔法。妖術。幻術。
さん‐がく【散楽】
1 古代中国で、軽業・曲芸・奇術・幻術・こっけい物まねに類する西域起源の大衆的雑芸。公的な正楽・雅楽に対する俗楽。百戯。雑戯。 2 1が奈良時代に日本に伝来し、中世まで行われた軽業・曲芸・奇術・...
しん‐りつ【震慄】
[名](スル)恐れおののくこと。戦慄。「その幻術に似たる力は一層の強さを加え、我手足は—せり」〈鴎外訳・即興詩人〉
じゃ‐じゅつ【邪術】
1 不正な方法。また、幻術。魔法。 2 人類学などで、呪術の一分類。意図的に他人に災いを及ぼすためのまじない。
まぼろし【幻】
1 実際にはないのに、あるように見えるもの。また、まもなく消えるはかないもののたとえ。幻影。「死んだ母の—を見る」「—のようにはかない人生」 2 その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。「—の...