あい‐がかり【相懸(か)り】
1 将棋の序盤で、両方とも同じ駒の陣形を作って攻め合うこと。 2 敵味方が同時に攻めかかること。「東西より—に懸かって」〈太平記・三一〉
あい‐ぜんご・する【相前後する】
[動サ変][文]あひぜんご・す[サ変] 1 物事の順序が逆になる。「説明が—・しますが」 2 事柄が間をおかずに続く。「二人は—・して出発した」
アウトロ【outro】
(「イントロ(序奏)」に対して)楽曲の終わりの部分。主にポピュラー音楽で用いられる表現。
アウトロー【outlaw】
法の保護や秩序の外にある者。無法者。
あお‐つづら【青葛】
1 ツヅラフジの別名。 2 「つる」を繰るところから「くる」「くるし」「くるる」などを導く序詞を構成する語。「山がつの垣ほに這へる—人は来れども言伝てもなし」〈古今・恋四〉
あきに【秋に】
《原題、(ノルウェー)Im Herbst》グリーグの管弦楽曲。1866年作曲、1888年改訂。歌曲集「九つのロマンスと歌」の第1集第4曲である「秋のあらし」を、演奏会用序曲に編曲した作品。
あき‐びと【商人】
「あきんど」に同じ。「いはば—の良ききぬ着たらむがごとし」〈古今・仮名序〉
あこうぎじんろく【赤穂義人録】
赤穂義士の仇討ちの一件を漢文で記した書。室鳩巣(むろきゅうそう)著。元禄16年(1703)の自序。
あこがれ
石川啄木の第1詩集。明治38年(1905)、小田島書房より刊行。上田敏が序詩を寄せ、与謝野鉄幹が跋文(ばつぶん)を書いた。
あざけ・る【嘲る】
[動ラ五(四)] 1 ばかにして悪く言ったり笑ったりする。「人の失敗を—・る」 2 風月に心ひかれて声を上げて詩歌を吟じる。「月に—・り、風にあざむくこと絶えず」〈後拾遺・序〉