せっ‐けつ【石闕】
中国で、帝王の墓や廟(びょう)の前に建てられた左右一対の装飾的な石造の門柱。四面に人物・鳥獣の像が彫刻されている。漢代から六朝時代にかけて行われた。
そう‐しゃ【宗社】
宗廟(そうびょう)と社稷(しゃしょく)。転じて、国家。「印度の開化、世界に先だちて而して其—の覆えりしこと幾回ぞ」〈雪嶺・真善美日本人〉
そ‐どう【祖堂】
1 先祖を祭った廟(びょう)。祖廟。 2 祖師を祭った堂。祖師堂。
ソルターニーイェ【Soltānīye】
イラン北西部、ザンザーン州東部にある都市遺跡。イル‐ハン国第8代君主オルジェイトゥによって建設され、首都が置かれた。14世紀初頭に築かれたオルジェイトゥの霊廟(れいびょう)には、内部を青いタイル...
たい‐ざん【泰山/岱山/太山】
中国、山東省中部にある名山。標高1524メートル。中国五岳の一。古来信仰の対象となり、秦・漢時代から皇帝が封禅(ほうぜん)の儀式を行った所。玉皇廟など古跡が多い。1987年、世界遺産(複合遺産...
たいし【太子】
大阪府南東部、南河内郡の地名。二上山(にじょうさん)の西麓で、小野妹子(おののいもこ)の墓、聖徳太子の廟(びょう)などがある。 兵庫県南西部、揖保(いぼ)郡の地名。姫路市の西隣にあり、斑鳩寺...
たい‐じょう【太常】
中国の官名。漢代に秦代の奉常を改称したもので、天子の宗廟(そうびょう)の祭礼をつかさどった。のち一時、太常寺・大宗伯などと改称され、清代まで続いた。
たいせい‐でん【大成殿】
孔子廟(こうしびょう)の正殿。日本では江戸湯島にあった聖堂がその例。聖堂。先聖殿。
たい‐そ【太祖】
1 中国・朝鮮・ベトナムの王朝で、始祖である皇帝に贈られた廟号。宋の趙匡胤(ちょうきょういん)、元のチンギス=ハン、明の朱元璋(しゅげんしょう)、清のヌルハチ、李氏朝鮮の李成桂(りせいけい)など...
たい‐そう【太宗】
中国・朝鮮・ベトナムの王朝で、その事業や徳行が太祖に準じる皇帝に送られた廟号。唐の李世民(りせいみん)、宋の趙匡義(ちょうきょうぎ)、元のオゴタイ、清のホンタイジなどが有名。